地域連携

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7月11日今年第四回目の帝京めぐみ幼稚園「動物介在教育」を実施しました。

2017/07/14

帝京めぐみ幼稚園は、すぐそこが新宿の、渋谷区幡ヶ谷にある帝京グループの幼稚園です。今から60年以上も前の1953年に「帝京第一幼稚園」として創立されました。帝京めぐみ幼稚園と改名されたのは、今からちょうど10年前の2007年です。本学との連携は2006年から始まります。思い返すとその当時は、年少・年中・年長それぞれ1クラスずつで、園児数は現在より100名も少ない41名でした。「ここまで入園者数が増えたのは、動物介在教育のおかげ。」とこども学科学生の活動は評価をいただいています。
園児数が多いので、毎回の準備もそれなりに大変です。授業の合間を縫って今日に備えました。そして活動日の朝6時30分、学生たちはいつものようにマイクロバスに乗り、渋谷区幡ヶ谷にある帝京めぐみ幼稚園に向かいました。
今月の教材(動物)は、年少クラスがカイコとフトアゴヒゲトカゲ、年中クラスがミシシッピアカミミガメ(俗名ミドリガメ)とリクガメ、年長クラスがアオダイショウとコーンスネークです。年少クラスは、カイコとフトアゴヒゲトカゲを使ったふれあい、そして学生の手作りのパネルを使い紙芝居形式で動物の体について説明しました。年長クラスは、ヘビのふれあいとヘビについての動物クイズです。「ヘビに耳はある?」などのヘビならではの特徴に関するクイズで、ただ正解を教えるだけでなく、ヘビの特徴について解説もしました。
年中クラスは、カメを使ったふれあいと、カメのお絵かきです。リクガメは上野原キャンパスから持ち込みましたが、ミシシッピアカミミガメは帝京めぐみ幼稚園で飼育しているいわゆる「学校飼育動物」です。こどもたちに園で飼育しているカメにもっと関心を持ってもらいたいとの思いから企画しました。普段から毎日目にしているはずのカメですが、改めて教材として用いられると色々な気づきがあるようで、子どもたちは熱心に学生の説明を聴いています。その後のお絵かきも、みんな想像以上に集中して取り組んでいました。カメのお絵かきは初めての企画でしたが、先生たちにも好評で、今回もとても充実した活動になりました。
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