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ツイート9月8日今年度第二回目の「大学遠足」を実施しました。
2017/10/25
前日に引き続いての活動です。対象校は千寿常東小学校。毎年の常連です。活動の1週間前に小学校まで赴き、実施するプログラムについて子細に説明しました。パワーポイントで写真を多用しての説明は、先生たちから「遠足のイメージができた。たのしみ。」と好評でした。合わせて、体験活動用に特別に編集した遠足のしおり「探検!発見!ガイドブック 秘境秋山の楽しみ方」をこども達の人数分お渡ししました。
実施するプログラムやそれを反映させたガイドブックは、1週間から10日先の自然の姿を予測して作成します。足立区から遠路はるばる来るこども達に「その時に旬の一番よい自然を体験させたい」との思いからですが、今年度は、天候が不順で、ぎりぎりまでプログラム作りに苦慮しました。それこそ毎日のように現地に赴き、検討しました。
春先の桜が遅いことに始まる今年の異変はいくつかありました。その中でも特に我々の関心を惹いたのが、「シカ、イノシシ等の野生動物が民家近くまで現れるようになったこと」です。旧桜井小学校は、周囲を山で囲まれています。一歩山の中に入ると、それこそ、糞、足跡、食痕、獣道などのフィールドサインがそれこそ、そこいら中にあります。でも今年はなんと、小学校の校庭がシカやイノシシなどの大型野生動物の足跡だらけになっていました。この場所でもう10年以上も体験学習を実施してきましたが、初めて目撃しました。日ごろお世話になっている桜井地区の方々に聴いても「今までこんなことはなかった」とのことで、「天候の不順で山に食べ物がないのかなあ」との見解でした。そこで、今年は、「フィールドサイン」を切り口に「自然の恵み」をキーコンセプトにした体験プログラムを考案しました。
さて、遠足の当日になりました。この日、朝から雨模様です。全て屋外で実施の「晴天プログラム」とするか、山・川プログラムのうち川プログラムを取りやめて校舎内プログラムを実施する「小雨プログラム」とするか、ぎりぎりまで考えました。結局、空の雲の様子、風向き、天気予報等を総合的に考え、雨がぱらつく中「晴天プログラム」を実施することにしました。学生には「大丈夫ですか」と心配されましたが「到着時に小雨がふっていても、すぐに好天になるから」と説明しました。
定刻どおりバスが到着しました、校長先生もご参加くださいました。「こんな天気ですが、川プログラムは実施します。」と伝えました。「お任せします」とのお応え。信頼を寄せていただいているのが分かります。この日まで学生たちと、受け入れ前の十分なシュミレーションを繰り返しています。当日の実地踏査も済ませました。受け入れ態勢には万全を期します。午前のプログラムが動き出し、10時を過ぎたあたりから、日が差し始めました。予測どおりです。順調に活動が進みました。
そしてお昼休みです。子ども達と昼食ともにしたあと、午後のプログラムの開始です。少し経つと、急に空模様が怪しくなってきました。急遽、時間短縮を指示し、終わりの会に少し長めの時間配分をすることにして、体育館に集合の指示を出します。終わりの会が始まって少し経ったころ、それこそバケツをひっくり返すような突然のゲリラ豪雨です。体育館にあたる雨音が強くて、司会進行の学生の声がかき消されるほどです。早めの引き上げは、正しい判断でした。
後日、小学校から子どもたちのお礼の手紙がとどきました。先生からの手紙も同封されていました。「帰り際に突然の豪雨になり、山の天候が変わりやすいことを身をもって実感しました。子どもたちとにもとても印象深い体験であったようです。」この日は、小雨、曇り空、晴れ、豪雨と一通りの天候が体験できた活動でした。それでも無事に終えてなによりです。
実施するプログラムやそれを反映させたガイドブックは、1週間から10日先の自然の姿を予測して作成します。足立区から遠路はるばる来るこども達に「その時に旬の一番よい自然を体験させたい」との思いからですが、今年度は、天候が不順で、ぎりぎりまでプログラム作りに苦慮しました。それこそ毎日のように現地に赴き、検討しました。
春先の桜が遅いことに始まる今年の異変はいくつかありました。その中でも特に我々の関心を惹いたのが、「シカ、イノシシ等の野生動物が民家近くまで現れるようになったこと」です。旧桜井小学校は、周囲を山で囲まれています。一歩山の中に入ると、それこそ、糞、足跡、食痕、獣道などのフィールドサインがそれこそ、そこいら中にあります。でも今年はなんと、小学校の校庭がシカやイノシシなどの大型野生動物の足跡だらけになっていました。この場所でもう10年以上も体験学習を実施してきましたが、初めて目撃しました。日ごろお世話になっている桜井地区の方々に聴いても「今までこんなことはなかった」とのことで、「天候の不順で山に食べ物がないのかなあ」との見解でした。そこで、今年は、「フィールドサイン」を切り口に「自然の恵み」をキーコンセプトにした体験プログラムを考案しました。
さて、遠足の当日になりました。この日、朝から雨模様です。全て屋外で実施の「晴天プログラム」とするか、山・川プログラムのうち川プログラムを取りやめて校舎内プログラムを実施する「小雨プログラム」とするか、ぎりぎりまで考えました。結局、空の雲の様子、風向き、天気予報等を総合的に考え、雨がぱらつく中「晴天プログラム」を実施することにしました。学生には「大丈夫ですか」と心配されましたが「到着時に小雨がふっていても、すぐに好天になるから」と説明しました。
定刻どおりバスが到着しました、校長先生もご参加くださいました。「こんな天気ですが、川プログラムは実施します。」と伝えました。「お任せします」とのお応え。信頼を寄せていただいているのが分かります。この日まで学生たちと、受け入れ前の十分なシュミレーションを繰り返しています。当日の実地踏査も済ませました。受け入れ態勢には万全を期します。午前のプログラムが動き出し、10時を過ぎたあたりから、日が差し始めました。予測どおりです。順調に活動が進みました。
そしてお昼休みです。子ども達と昼食ともにしたあと、午後のプログラムの開始です。少し経つと、急に空模様が怪しくなってきました。急遽、時間短縮を指示し、終わりの会に少し長めの時間配分をすることにして、体育館に集合の指示を出します。終わりの会が始まって少し経ったころ、それこそバケツをひっくり返すような突然のゲリラ豪雨です。体育館にあたる雨音が強くて、司会進行の学生の声がかき消されるほどです。早めの引き上げは、正しい判断でした。
後日、小学校から子どもたちのお礼の手紙がとどきました。先生からの手紙も同封されていました。「帰り際に突然の豪雨になり、山の天候が変わりやすいことを身をもって実感しました。子どもたちとにもとても印象深い体験であったようです。」この日は、小雨、曇り空、晴れ、豪雨と一通りの天候が体験できた活動でした。それでも無事に終えてなによりです。