学科概要

学科長あいさつ

  • 学科長・教授 花園 誠
  • 学科長・教授
    花園 誠

 こども学科は平成20年に開設されました。幼稚園や保育所等で活躍し、子ども文化の創造に寄与できる人材を養成することが学科の教育目標です。卒業時には幼稚園教諭一種免許状と保育士の資格が取得できます。

 こども学科誕生のきっかけの一つに、動物やロボットを用いて近隣の小学校・幼稚園・保育所での教育・研究を実践してきたことがあります。「動物・ロボット介在教育」と称していますが、実施回数も今ではすでに200回を超えるまでになっています。これまでの活動から、子どもたちの学習態度や社会性の向上といった成果が得られ、現場の教育・保育関係者からも高い評価を得ています。活動に参加した本学の院生・学生も教育・保育関係の仕事に対して多くの興味を抱くようになってきました。

 さて、ほんの一昔前まで子どもたちの遊びの多くは、海や山などの自然、動植物などが対象でした。しかし、時代が変わり、子どもを取り巻く社会環境も大きく変わると同時に、子どもの遊びは室内のゲームやコンピューターなど、場所も対象も移り変わってきています。自然が関わったいわば生命型ともいえる遊びから、科学技術の産物の非生命型ともいえる遊びへ移行したと考えられます。遊びの中で生命型の割合が少なくなると、命の温もりや命の大切さに対する感受性も減少していきます。感受期の子どもたちにとっては、次々と開発されるゲームなどの新しい遊びにだけ偏らずに、もっと生命型の遊びを取り入れたバランスのよい遊びの中で成長していくことが大切だと思います。本学のキャッチコピーは、「いのちをまなぶキャンパス」ですが、こども学科ではこれらの考え方のもとで特色のある教育や研究を行っています。

こども学科の教育の特徴

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 こども学科は、「いのちの温もり」、「自然の美しさと不思議さ」を子どもたちに伝え、豊かな子ども文化の創造を支援する、豊かな感性と発想を備え、幅広い分野で活躍できる教育的指導者を養成します。その教育の特徴は次の点です。

  1. 「豊かな自然」とロボットなどの「新しい玩具」を活用した教育方法の学習
  2. 現場での活動にたくさん参加して、体験を通して身につける実践的な指導力の養成
  3. 保育実習・教育実習などの資格取得に必要な実習を含めた自由度の高い授業構成

資格取得が卒業要件ではありませんので、資格取得に必要な実習費も通常の学費に含まれています(但し、予防接種費用・資格認定費用・交通費などの個人単位で必要な実費は必要です)。資格取得を柱にしながらも、それにとらわれない、一人ひとりの自由な発想を育てる新しい教育方法を学ぶことを目指した教育が特徴です。

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 複雑化している現代社会での活動には、幅広い人間としての教養も求められます。こども学科では、資格に関わる知識だけではなく、4年制大学にふさわしい幅広い知識と柔軟な発想をもった専門職業人を育てます。教育の現場では、お互いから学ぶことも大切です。そのためには、教育する指導者自身が、まず自然の美しさ、不思議さを生き生きと感じ取れることと、子どもたちから学べる豊かな理解力が必要だからです。

 こども学科は、50名の定員の小さな学科です。毎日の授業の中で、教員と学生が身近に接しながら、お互いに協力し合って、いのちの温もりを感じられる豊かな子どもの世界を創造する、新しい教育方法を考え、学びます。また資格取得に必要なピアノの指導は25名単位です。入学前にまったく触ったことがなくても心配はいりません。ゼロからスタートして、きちんと演奏できるように指導します。また、充実した個人レッスン室も用意されていますので、授業以外の時間に自由に練習ができます。

こども研究の領域と広がり

こども研究の領域と広がり

 子どもの世界とは、どんな世界なのでしょうか。誰でも一度は子どもだったはずです。しかし、大人になると、そうした世界を忘れてしまいがちです。「子どもとは何か」という問題を、いろいろな側面から観察し、記録し、研究し、答えようとする学問に「こども学」があります。
こども学科では、こどもの世界を、自然や動植物とのつながり、科学と玩具の関係といった新しい視点から研究していきます。そのために、教育学・保育学・心理学はもとより、生物学・動物学・社会福祉学などの多様な学問領域を盛り込んだ特徴のある科目と実習によってカリキュラムを構成しています。(詳細はカリキュラムの項目へ

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その他の特徴

助言教員に気軽に相談

助言教員に気軽に相談

1人の教員が学生4人を担当して、入学当初から3年生まで修学や生活をサポートするのが「助言教員制度」です。知り合いもいない入学当初も授業科目の選択や勉強の方法など、助言教員が一人ひとりの相談にのります。「大学にこんな制度があるとは思いませんでした」というのが在学生の声です。

授業の開始は9時40分

授業の開始は9時40分

 1時間目の授業は、9時40分開始。電車の到着時刻に合わせて、駅から大学直通のバスがあります。最後の5時間目の終了時刻も、18時30分と早め。通学圏は山梨県・東京都・神奈川県・埼玉県と広範囲ですが、こども学科の学生の大半は自宅通学。通学時間は高校生の時とあまり変わらず、通勤ラッシュとは逆方向の電車なので、ゆっくり読書の時間として有効活用しているようです。

クラブ活動で広がる輪

クラブ活動で広がる輪

 大学生活は、授業だけではありません。学部の枠を越えて、いろいろな人に出会い、たくさんの友だちを作ることも大切です。そうした交流の場として、本学には特色のあるさまざまなクラブ・サークルがあります。授業内容を実践する場として設立された課外団体もあります。

偏りの少ない男女比

偏りの少ない男女比

 こども学科の男女比には、大きな偏りはありません。演習や実習では、女子学生と男子学生とが互いに協力し合い、課題に取り組んでいます。男女の人数のバランスのよさが、学生たちのやる気をさらに引き出しているようです。 男性と女性の両者が協力し合うことで、きっと子どもを見る目も広がります。



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