めざす資格

こども学科では指定された学科の教育課程を履修することで国家資格である「幼稚園教諭一種免許状」、「保育士資格」が取得できます

 少子化対策としての子育て支援施策などによって児童に対する教育・保育のニーズが高まり、幼保一元化の動きも加速してきている現状から、2つの資格を併有する指導力を持ったこども学科の卒業生に対する社会的な需要は今後極めて高いものになると予想されます。
 資格の取得は、卒業要件ではありませんので免許状や資格の取得を必要としない学生は、卒業研究によって知識や経験を集約し、その実践的な応用能力を活かして、絵本制作、玩具の企画・開発等の子ども文化関連産業で活躍できます。
 さらに知・情・意の均整のとれた豊かな人格形成によって、幅広い教育的能力を培うという意味で、家庭教育に必要な健全な知識と判断力を育むことができます。

卒業することで取得できる資格

※所定の単位の習得が必要です

幼稚園教諭一種免許状

国家資格

資格取得方法
  1. 文部科学省認定大学・短大で所定単位・学位を取得する方法
    幼稚園教諭免許状は、国が定めた教育教員免許法に基づき、文部科学大臣の認定大学・短大などの指定課程で、所定単位と学位を取得後、各都道府県教育委員会へ申請することで授与されます。こども学科で所定の単位を取得し学位を取得した場合はこれに該当します。
  2. 幼稚園教員資格認定試験を受験する方法
    合格後、各都道府県の教育委員会に申請すると、幼稚園教諭免許状が授与されます。

※ただし、実際に幼稚園に就労するには、各都道府県教育委員会や私立幼稚園が実施する採用試験を受け合格する必要があります。

幼稚園教諭免許状は3種類あります。
  • 一種免許状4年制大学卒業時に取得(本学科所定の教育課程履修による単位修得で卒業時)
  • 二種免許状:短大、専門学校卒業時などに取得
  • 専修免許状:大学院修士課程修了時などに取得

免許状の種類によって職務の内容に違いはありませんが、私立幼稚園では給与に差が出るこどがあります。

幼稚園教諭の採用試験について
  1. 国公立幼稚園の場合
    都道府県教育委員会が採用試験を実施
    1次試験、2次試験の両試験を合格する必要があります。合格後、合格者名簿に登録され、通勤時間など諸条件を考慮して配属先が決定されます。
  2. 私立幼稚園の場合
    各私立幼稚園が、独自に試験など実施
    園によっては関係団体が共通の採用試験を行い、その合格者の中から採用する場合もあります。
受験資格(参考)

なお、上記による方法ではなく資格取得試験を受験するには次の要件を満たす必要があります。
本学科所定の教育課程履修による単位修得で卒業時は該当しません

  1. 以下の学歴を有する者
    • 大学(短期大学を含む)に2年以上在学し、かつ62単位以上を修得した者、および高等専門学校を卒業した者、ならびにこれらの者と同等の資格を有すると認められる者。
    • 高等学校を卒業しその他大学(短期大学および文部科学大臣の指定する教員養成機関を含む)に入学する資格を有する者。
  2. 実務経験
    • 児童福祉施設、へき地保育所、認定こども園で、保育士として3年以上従事経験が必要(1か月あたり120時間以上)
  3. 認定試験
    第1次試験(9月上旬)
    • 一般教養科目(選択式)
    • 教職に関する科目I(選択式)
    • 教職に関する科目II(選択式)
    第2次試験(10月中旬)
    • 教職に関する科目III(論述式)
    • 指導案の作成に関する試験(論述式)

    試験実施場所
    北海道教育大学、宮城教育大学、埼玉大学、千葉大学、東京学芸大学、金沢大学、愛知教育大学、京都教育大学、大阪教育大学、岡山大学、香川大学、福岡教育大学

    平成17年度の合格率
    5,9%(受験者数4,468人、合格者数265人)

    詳しい情報の問い合わせ先
    文部科学省初等中等教育局教職員課
    〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1 TEL:03-5253-4111(代表)

保育士

国家資格

資格取得方法
  1. 厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校その他の施設を卒業する方法
    保育士は、国が定めた児童福祉法に基づき、厚生労働大臣の認定大学・短大などの指定課程で、所定単位と学位を取得後することで付与されます。 こども学科で所定の単位を取得し学位を取得した場合はこれに該当します。
  2. 保育士試験を受験する方法
    各都道府県保育士試験事務センターの実施する、保育士資格が取得できます。

※ただし、実際に保育士として業務を行うときには、業務に就く前までに保育士登録(登録事務処理センターにて)をしておく必要があります。

都道府県知事委託登録機関 登録事務処理センター
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-1
登録案内専用電話:03-5485-3150

保育士の採用試験について
各自治体や私立保育園等が正規(臨時)保育士採用の為に実施する定員枠のある試験です。各自治体による試験の場合は、「地方公務員中級(初級)採用選考試験」となる場合が多いです。
  • 年齢制限:一般的に下限は20歳、上限は25~30歳未満。ただし、大都市圏では自治体によっては40歳近くまで募集しているところもあります。
  • 受験資格:保育士資格を有する者。最近は幼稚園教諭免許を併せて持っていることが求められることもあります。幼保一元化の流れから、このような条件を課す自治体が増えてきています。
  • 試験内容:全てではありませんが概ね以下の分野で試験が実施されます。
    一般教養、専門、論・作文、面接、適正、実技、身体・体力測定
  1. 公立保育所の場合
    採用試験の時期は自治体により異なります。
  2. 私立保育園の場合
    採用試験の時期は園により異なります。まず電話等で募集があるかどうか、採用試験はいつ頃か等調査する必要があります。
受験資格(参考)
なお、上記による方法ではなく資格取得試験を受験するには次の要件を満たす必要があります。
本学科所定の教育課程履修による単位修得で卒業時は該当しません
  1. 以下の学歴を有する者
    • 大学(短期大学を含む)に2年以上在学し、かつ62単位以上を修得した者、および高等専門学校を卒業した者、ならびにこれらの者と同等の資格を有すると認められる者。
    • 高等学校を卒業しその他大学(短期大学および厚生労働大臣の指定する保育士養成機関を含む)に入学する資格を有する者。
  2. 実務経験
    • 児童福祉施設において、5年以上児童の保護に従事した者
  3. 資格試験
    筆記試験(8月上旬)8科目
    • 社会福祉、児童福祉、発達心理学及び精神保険、小児保健、小児栄養、保育原理、教育原理及び養護原理、保育実習理論
    実技試験(10月中旬)以下3分野から2分野選択
    • 絵画制作(鉛筆と色鉛筆で絵を描く:45分間)
    • 音楽(課題曲のピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで伴奏しながら歌う)
    • 言語(各自があらかじめ用意した童話等を3分間口演)

    試験実施場所
    3月末~4月末まで全国保育士養成協議会へ申し込みます。試験は各都道府県保育士試験事務センターで実施。

    平成15年度の合格率
    10.3%(受験者数37,414人、合格者数4,091人)



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