教員と研究

自然環境学科 研究室・教員一覧

担当教員一覧

役職名 氏名 専門分野
学科長・教授 釘田 強志 グリーンケミストリー
教授 栗林 清 クリーンエネルギーシステム
教授 岩瀬 剛二 菌根共生学、菌類資源生態学
教授 落合 鍾一 環境物質科学
教授 高木 喜樹 環境化学
教授 渡邉 浩一郎 植物環境化学
准教授 篠原 正典 動物行動学
講師 下岡 ゆき子 霊長類学、動物社会生態学
講師 橋本 慎治 水圏環境学、生物海洋学
講師 和田 龍一 環境計測、レーザー分光、化学反応動力学

自然環境学科

グリーンケミストリー研究室

釘田 強志 学科長・教授

主な研究と活動
グリーンケミストリーの時代がやってくる
モノを作るために有害物質を大量に排出し、あるいは有害物質を多量に消費する...。一昔前は当たり前のこと、誰も気にしませんでした。ところが、これが誤った発想であることは若い世代ほど痛烈に感じているはずです。グリーンケミストリーとは、人や生態系への悪影響を最小限に抑え、しかも経済的・効率的にモノを作るためのサイエンスです。ひとことで言えば「環境にやさしいモノ作りの化学」です。別の見方をすれば、若い世代の化学といえるかもしれません。
専門分野
グリーンケミストリー

栗林研究室

栗林 清 教授

主な研究と活動
太陽が地球をクリーンにしてくれる
水や土壌の汚染は重大な環境問題。害を与える有害化合物はさまざまですが、どれも分解することがむずかしく、影響は深刻です。私はこれらの有害化合物を無害化する研究を進めています。その主役は「光触媒」という耳慣れない物質。太陽光の作用で有害化合物を分解・浄化する力を持っています。光触媒は太陽電池にも応用され、クリーンなエネルギー源としても期待されています。この太陽電池の開発も、環境問題を解決するには大きな力になることでしょう。
専門分野
光触媒、電子機能セラミックス

岩瀬研究室

岩瀬 剛二 教授

主な研究と活動
植物と菌類(きのこ)の共生、菌根共生の実態を探る
ほとんどの野生植物の根には菌根菌と呼ばれるかびやきのこ(菌類)が共生し、植物の生育促進や環境ストレス耐性の発現に役立っています。
マツタケやトリュフ等の高価な食用きのこも菌根菌の一種です。またギンリョウソウ等の緑葉を持たない無葉緑植物の根にも菌根菌が共生し、周辺の樹木との間に菌根菌の菌糸ネットワークをつくり、樹木から無葉緑植物へ栄養分を供給しています。
このように、希少な絶滅の危機に瀕したような植物や乾燥地等の特殊な環境に生育する植物の菌根菌を調べ、森林再生や希少植物保全等の生態系保全に役立てる研究を行っています。フィールドで現象を見て、ラボでその実態を調べる・・・興味のつきない研究分野です。
キーワード
菌根共生、希少植物保全、マツタケ人工栽培、生態系保全、地域資源保全
専門分野
菌根共生学、菌類資源生態学

落合研究室

落合 鍾一 教授

主な研究と活動
様々な科学がクロスオーバーして、自然環境科学になる
自然環境科学は人間を取り巻く物質環境と自然環境を科学するという側面を持っています。その基本的な考え方は「現在の世代は、将来の世代のことも考えて、環境と資源を長持ちさせるような形で開発利用しなければならない」ということでしょう。私の研究のスタンスは3点。「自然環境の保護」「リサイクル可能物質など環境調和型物質」「生き物としての人間と物質とのかかわり」です。自然環境科学はクロスオーバーする科学。物理も化学も生物も、みんな大切です。
専門分野
環境物質科学

高木研究室

高木 喜樹 教授・工学博士

主な研究と活動
ダイヤモンドと環境問題の密接な関係
ダイヤモンドが環境問題に貢献している、というと驚かれるかもしれません。その硬さは皆さんご存じのはずですが、実はダイヤモンドは熱をもっともよく伝える物質でもあるのです。今、この性質を利用して、環境問題への貢献が期待されています。例えば携帯電話の無人中継基地で、装置から発生する熱を効率的に排出する(ヒートシンク)としての利用が検討されています。私はダイヤモンド薄膜の研究などを通じ、環境問題に取り組んでいます。
専門分野
クリーンエネルギーシステムのための材料合成

渡邉 浩一郎 教授

主な研究と活動
植物の新しい機能を、地球の力へ
人間が文明を持ち始めてから数多くの有害物質が環境中に放出されています。植物の中にはそれらの有害物質を体内に集積しても正常に育つものもあり、この機能を利用して有害物質に汚染された環境の修復をはかるファイトレメディエーションが私の研究の目的です。
この目的のために、主に土壌や水質の汚染などの環境問題を背景に、カドミウムや鉛などの有害重金属をはじめとした環境ホルモンを吸収して育てやすい植物を探索し、その機能を調べています。
環境汚染の浄化に植物の新しい機能が、今こそ求められているのです。
専門分野
植物環境化学

篠原研究室

篠原 正典 准教授

主な研究と活動
動物、環境、そのかかわりを、自分の眼で観る
ヒトや野生動物の行動・生態は、彼らが暮らす環境と密接な「かかわり」にあります。身近な動物や大好きな動物(私はイルカ・クジラが大好きです)をじっくり自分の眼で観察することで、与えられた知識としてではなく、自分自身の発見・経験として、その「かかわり」を学んでいく。動物行動学をベースに、このような研究と教育を進めていきます。また、エコツーリズムなどの自然や野生動物から積極的に学び・伝える環境教育手法に関しても、学生の皆さんと一緒に学んでいきます。
専門分野
動物行動学

下岡研究室

下岡 ゆき子 講師

主な研究と活動
熱帯林に暮らす野生動物に、生き物としての性(さが)を学ぶ
コロンビアやエクアドルのアマゾン熱帯林や、金華山や屋久島などの日本の森林でフィールドワークを行い、野生霊長類の社会構造や音声の研究をしています。毎日のように森の中でサルを観察していると、ビックリするようなことがたくさん起きます。感動的なこと、残酷なこと、なぜその動物がそのようなことをしたのかを、社会生態学や動物行動学の観点から考察していきます。その時に求められるのは、自身の観察眼と直観力、粘り強さと洞察力です。フィールドワークを通して、みなさんにも、自分の目で見て考える習慣を身につけてほしいと思います。残念なことに環境破壊は現在も進行しており、良好な調査地は減少するばかりです。調査を通して環境保全にも貢献していきます。
専門分野
霊長類社会生態学、行動学

橋本研究室

橋本 慎治 講師

主な研究と活動
水圏生態系から人と自然の共生を探る
近年、人間活動が地球環境に与える影響の重大さを改めて認識されてきています。良好な環境を保全し、また人間を含めて自然と生物が持続的に生存可能な地球を維持し次世代に引き継ぐことは現代社会を生きる私たちの責務でもあります。そのためには、環境に過度の負担をかけず、人間にとって快適な環境調和型の社会を創造しなければならなりません。生物生産や水質の浄化機能など重要な場所である干潟や藻場は、埋め立てや護岸の造成により急激に減少を続け、陸から負荷される過剰の栄養塩や有機物により海洋環境が悪化しています。このような状況において、今後多様な生物がバランスよく安定して生息できる環境や生態系の保全・修復を図っていく必要があります。
専門分野
水圏環境生態学・生物海洋学

和田研究室

和田 龍一 講師

主な研究と活動
大気環境を未来に渡り、保全していくために
近年、地球温暖化、酸性雨など私達の大気環境は残念ながら劣化の一途を辿っていると考えられています。これら劣化した大気環境を修復し、未来へ渡り保全していくことは、私達の未来のためにとても大切な事です。
私達は、現在の大気環境の劣化を引き押している物質がどのように、またどれだけ発生しているのかといった事柄を正確に知ることを目的に、大気中に存在する微量の物質の濃度を正確に計測する装置を最新の技術を用いて開発しています。
そして都市、森林、海洋沿岸部など様々な環境にて大気中に存在する微量の物質の濃度を計測しています。研究活動を通して、私達の大気環境の改善と未来に渡る保全に貢献したいと考えています。
キーワード
大気、環境、化学
専門分野
環境計測、レーザー分光、化学反応動力学
自然環境学科スタッフ
  • 谷田部 純(助手)
  • 井上 嘉(非常勤)
  • 岸野  桂
  • 田村 純正


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