TEIKAジャーナル

【作業療法学科】コロナ太り

2020/09/18

みなさんこんにちは!作業療法学科の小橋です。
最近よく、コロナ太りという言葉をよく耳にします
家から出にくくなり、家でゴロゴロしていると、ついつい何か食べてしまい...
そして太ってしまうという現象なのでしょう...

よく太らないようにするために

”脂肪をとりすぎないように!”
とか
”カロリー取りすぎ”などという事を言っていたと思います。

最近は、太る原因は、糖質の取りすぎであり、カロリーはあまり関係ないと
説明している物も多く見られます

そこで出てくる話が、血糖値スパイク(グルコーススパイク)というお話

血糖値スパイクとは
空腹時の血糖値は正常でも食後1-2時間のうちに急激に高血糖(140mg/dl以上)となる」病態のことです

血糖値が上がると、それを下げようとしてインスリンが分泌されます
インスリンは
1.糖質が細胞の中へ取り込まれるように働きかけます
2.エネルギーが切れてしっまわ無いように肝臓や筋肉でグリコーゲンとして貯蓄します
3.肝臓で蓄えられなかった分は、中性脂肪に変えて脂肪細胞に取り込まれます
つまり
緩やかに上昇するのであれば問題ありませんが、急激に上昇するとインスリンが過剰に分泌されて3番にあるように
余剰分が中性脂肪となって、脂肪に蓄えられるようです。これが太るという事かもしれませんね

つまり、血糖値が急激に上がるのを防ぐと、太らないという理屈です。

糖質の取りすぎは、避けなければいけませんが、血糖値スパイクが起きないように
食べる順番や、食後にすぐに腰掛けないで、しばらく家事などを行う(私は最近皿洗いを行います)
だけでもよいかもしれません

専門家の本では、食後に運動をした方が良いという方もいます
(おなかが痛くなる!というのは食べすぎなのだそうです)

本日は、小難しいことを書いてしまいましたが
結論は
①糖質の取りすぎに注意
②血糖値スパイクが起きないように、ゆっくりと食事
③食後の過ごし方に注意

この3つでしょう。

ちなみに、私は食後のウォーキング、筋トレをやってみたいと思っています(笑)
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