TEIKAジャーナル

【作業療法学科】精神領域・心理学領域に興味ある人は作業療法学科へ

2020/10/30

作業療法学科の大関です。
 最近は、社会情勢の変化が著しく新型コロナでの自粛要請など学生や社会人にとって厳しい状況が続いていると言えるかもしれません。そのような中、うつ病など精神的に疲れ切り、社会生活を継続することが困難な人たちが実際に存在しています。

 作業療法学科では、1年次では「こころの科学」、2年次では「臨床心理学」「作業療法評価学Ⅰ(精神領域)」「精神障害の作業療法基礎」、3年次では「精神障害の作業療法応用」などの授業があります。
 また、臨床実習では、1年次にこころの病を扱う病院の見学、3,4年次には長期実習(3~8週間)があり、講義とともに現場体験の授業が充実しています。
もちろん、就職で心の悩みを持った人のリハビリテーション病院を選択することができます。
 また、大人だけでなく子供の領域でも精神領域の専門家が必要とされています。
例えば、悩みを持っていて学校にいけない児童はもちろんですが、生まれ持って身体が不自由な子供は、体のアプローチをすれば生活は安定するのかというと違います。自由に動けないことで、心のストレスが大きくなりそちらの方が問題として大きくなっていくこともあるからです。
 本学では、例年、卒業生の約7割は身体障害領域等への就職となっていますが、私としてはもっと心の病気についてのリハビリを専門とする人が、今後の日本には必要になってくると考えています。
 興味のある人は、是非、作業療法学科に問い合わせを頂ければ丁寧に説明をさせていただきます。
TOP