保護者・先生・社会人の方へ

1.介護福祉士の仕事はきついのでは?

本校で学んだ確かな技術を応用すると、負担の少ない方法で介護をすることができます。
働く時間は1日8時間、週40時間が基本で、他の職業と同じです。
本校卒業生は、結婚して子育てをしながら働いている介護福祉士がたくさんいます。

2.卒業したら就職先があるの?

本校介護福祉科の介護福祉士の山梨県内求人倍率は、11倍(基準日:平成29年3月現在)とひっぱりだこ。
山梨県内の福祉施設などの求人が多く、卒業生が数多く働いているので、地元での就職に有利です。職場が身近な地域にあるので、自宅から通って働けます。
昭和20年代の前半に生まれた「団塊の世代」が高齢を迎えたので、介護福祉士の需要はますます高くなります。
介護の仕事は21世紀の成長産業であり、介護福祉士は将来性のある人との関わりを大切にする専門職なのです。

3.学費がかかるのでは?

本校の学納金は1年次94万円。2年次72万円です。専門的な知識と技術・態度を身に付け、介護福祉士という国家資格取得の機会を得ることができます。
日本学生支援機構をはじめ生命保険協会、山梨県社会福祉協議会など各種の奨学金制度があり、多くの学生が利用しています。

4.学力や能力が心配

たとえ学力に不安があっても、県内で最も多い6名の専任教員(いずれも介護教員講習会修了者)がひとりひとりの個性と能力を大切にした教育を行います。
また、学力だけでなく興味・関心・意欲を育て、そして貴重な学費を無駄にしない教育をめざしています。

5.社会人でも大丈夫?

さまざまな社会経験と人生経験が、介護の仕事に役立ちます。
卒業生には50歳代の方もいました。30歳代、40歳代の学生も充実した学生生活を送っています。
日々の学習や実習だけでなく、さまざまな課外活動に、社会人の方も安心してクラスになじんでいます。
入学金を減免する「社会人支援制度」もあります。

6.介護福祉士のキャリア・アップは?

介護福祉士の制度ができて30年余りが経過し、部門のトップなどの管理的な仕事をしている介護福祉士もいます。
5年間の実務経験を経て介護支援専門員の受験資格が取得できます。多くの卒業生がケアマネージャーとしても、活躍しています。
認知症などの専門介護福祉士の制度がこれから充実していきます。
本校を卒業した後、福祉系大学の3年生に編入学し、大学卒業をめざす学生が毎年数名います。
卒業生が本校の専任教員として活躍しています。また、各種研修会の講師をしたり、大学等での研究活動を行う介護福祉士も増えています。
ケアの分野で自分の専門性を高め、さらに充実した仕事を目指すのなら、まず介護福祉士の資格を取ることが大切です。