教員の教育&研究リレーエッセイ(平成23年度)

第61回 ソバ打ち実習(食育へのソバの導入の試み)               (2011.3)

教授 別府 敏夫

 ソバはタデ科のソバ属の一年草植物です。原産地は中国南部の四川省や雲南省の山岳部だそうです。
 日本では縄文時代晩期に各地で栽培されていた証拠があるそうです。現在の栽培地は、中国、ロシアなど夏が涼しい地帯が中心でイネが栽培できないアジアの山間部では主食用に栽培されているそうです。
 日本では麺やソバガキとして食べますが、中国では麺、饅頭、また茎葉部は蔬菜として利用するそうです。インドでは焼きパン、ロシアでは粥、クレープ、イタリアではパスタにも利用されています。
 ソバは播種から2~3ヶ月と短期間で収穫でき、またやせ地で栽培可能であり、さらにほとんど病害虫の被害がなく、除草もほとんど必要ないなどのメリットがあります。このような特徴を持つソバをこども学科の食育の教材としての利用を試みました。

 

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第60回 大学と共に歩んできた私の教育・研究                  (2011.2)

教授 木村 龍平

 私は本学が上野原の地に開学した平成2年4月より現在まで二十数年にわたり本学に勤務してきました。そして、本学は昨年度、創立二十周年、こども学科が完成年度を迎えました。そこで今回は私がこれまで担当してきた科目や卒業研究を振り返ってみたいと思います。

 

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第59回 こども学科1期生があと少しで卒業を迎える時期             (2012.1)

教授 内田 恭敬

 こども学科がスタートして3年9カ月が過ぎました。幼児教育関係の就職試験のスタートが一般の会社への就職と違い4年生の10月以降と遅いので就職に関しての最終報告がなかなかできませんが、4年生の頑張りとキャリアセンターや学科の先生方などの強力な就活指導もあり、かなりの数の学生の就職が決まりつつあります。(このエッセイがアップされるときには全員の就職が決まっていてほしものです。)就活に忙しい1期生には卒業研究のまとめの時期でもあり、忙しいながらも充実した日々を送っているようです。

 

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第58回 勉強の仕方という難題                         (2011.12)

教授 井腰 圭介

 3月に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故は、私が担当してきた「自然と人間」という科学技術の意味を問う授業と「科学者の生活史」という知識を身につける意味を検討する授業に対して、さまざまな問いを投げかける出来事でした。

 

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第57回 11月8日の活動報告                          (2011.11)

教授 花園 誠

  夏休みが明け、一年中で一番忙しい毎日を送っています。毎年のことですが、10月・11月は「動物ふれあい教室」や「大学遠足」や「地域のイベント」などが集中します。そして、今年に入ってから、足立区の小学校における活動が本格的にスタートしました。今回は11月8日の「足立区立伊興小学校」の活動の様子を紹介します。

 

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第56回 睡眠時間と運動能力                          (2011.10)

助教 小山 慎一

 前回のエッセイでは、日本の都道府県別の平均身長を比較してあれこれと考察してみました。その結果、身長と睡眠時間は密接な関係があるのではという説を述べました。
今回はそこからもう一歩掘り下げました。前回の調査をふまえ、私の専門分野である体育・スポーツにおいて、睡眠時間と体格や運動能力の関係について興味がわいてきました。 つまり、よく寝る子の方が大きく、速く、強いのではないか? という予想です。そこで「睡眠時間」と「体格や運動能力」には相関関係があるのかを調べてみました。

 

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第55回 小さい頃のほめられた記憶                       (2011.9)

准教授 羽田 行男

 毎年、新入生に、「小さい頃、母や父にほめられられてうれしかった」ことについて、短い文章を書いてもらっている。しかも、その頃の自画像も描き添えることになっている。 この課題のヒントとなったのが、精神療法のひとつの「内観療法」である。あまり聞きなれないが、これは、浄土真宗の「見調べ」をもとにした修養法で、身近な人々との過去を再体験することによって、自己を見つめなおし、人間性の回復を図ろうとするものである。

 

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第54回 東日本大震災被災地の訪問                       (2011.8)

教授 神戸 洋子

 9月の週末を利用して、東日本大震災で被災した岩手県釜石市を訪問してきました。 海から直線距離で600mほど離れ、近くを川の流れているK保育園は海と川双方からの波を被りました。建物の形は残っているものの1階部分は、何も残りませんでした。先生方の引率で子どもたちは高台に逃げたのだと伺いました。釜石駅から8kmほど離れた駅近くの幼稚園が3月で閉園ということで、その園舎をお借りし、厨房施設を急遽作って4月1日から保育園は再開されました。このあたりは地震はあったものの津波の被害は襲ってこなかったところですので、ライフラインも復活した今では、余震も多い中でも園は何とか機能しています。JRで2駅離れたこの園舎まで仮設住宅から、あるいはその駅近くのアパートへと引っ越した園児たちが通園しています。親たちはここまで子どもたちを車で送迎しています。いつもの生活、普段の日々を作ってあげることが、子どもたちにいかに大切か、感じて来ました。

 

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第53回 「子どもの心理を知りたい〜研究室配属の面接から〜」          (2011.7)

講師 鈴木 智子

研究室配属とは?
 こども学科では、3年後期から各教員の研究室に配属が決まり、その研究室でゼミに当たる授業を受け、4年生の卒業研究につなげていきます。  学生は希望する教員との面接で自分が研究したいテーマを説明し、テーマに合う指導が受けられるか確認します。学生の面接をするなかでよく聴かれる言葉が「子どもの心理について深く知りたい」というものです。

 

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第52回 「合自然性」                             (2011.6)

教授 大沢 裕

 上野原キャンパスには自然があふれています。つい先日もフレッシュ・セミナーという授業がありました。新一年生たちはめいめいにグループを作って、虫や植物の採集を、喜んで行っていました。保育者の卵として、自然を愛し、自然の美しさに惹かれ、その喜びを乳幼児と共有できる感性を持てるようになることはとても大事なことです。  我が国においても、自然を活用した保育を行っている園はかなりの数にのぼるはずです。例えば、23区内の幼稚園のように、一見あまり自然が豊かでなさそうなところにも、園のまわりには、あるいは園の中でも、子どもが触れることのできる自然は充分に残っています。都市化が進行したとはいえ、まだまだ自然が少なくない日本で、乳幼児が自然と触れ合えるチャンスを作ることはとても重要なことだと考えられます。

 

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第51回 「はじめまして」                          (2011.5)

講師 乙部 はるひ

 私が本学に来て、ちょうど1カ月が経ちました。 キャンパスからの眺めは一幅の絵のようで、新緑の美しい山々の上には、大きな空が広がり、白い雲がぽかぽかと浮かんでいます。ふと足元に目を向けると、たんぽぽやつくしが顔を出し、心地よい風が通り抜けていきます。太陽の光はあたたかく春を全身で感じることができます。朝、研究室の窓を開けて、ゆっくり深呼吸することが、私の日課となりました。

 

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第50回 「やぶから、森から、川から、大洋から聞こえてくる合言葉、『相互扶助』を実行せよ!」 (2011.4)

教授 飯島 勤

 今回の、リレーエッセイは、高校生や大学生のみなさんにむけて、書こうと思います。
新年度が始まります。いつもですと、桜花咲き誇るうるわしいこの季節ですが、やはりみなさん一様に、心に重いしこりがあるのではないでしょうか。

 3月11日に起きた、東日本大震災の被害は、なんとも過酷なものでした。それにともなう福島第一原発の事故の恐怖など、わが国は今、歴史上例をみない大きな試練をむかえています。私たちは、なんとしてもこの難局をのりきっていかなくてはなりません。そのためには、みなさんの若い力が、ぜったいに必要なのです。この試練にひるむことなく、希望と勇気をもって、生きてほしいと思います。

 

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