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猪股 高志

猪股 高志(いのまた たかし) 教授・博士(医学)

主な研究と活動

これまでは廃用性筋萎縮ならびに骨萎縮についてその予防法に関連し、基礎的見地からの研究を主に行ってきました。
近年大きな問題となっている高齢化による要介護者の増加に関しては、転倒・骨折、関節疾患、高齢による衰弱と運動器の加齢が原因として大きく、運動器の老化を防ぐことが今後の国家的な課題とも言えます。そこで、介護予防の見地から高齢者が筋萎縮に至る多面的なプロセスを特定し、理学療法士の立場から行うことができる筋萎縮予防方法を明確にしていきたいと考えています。
しかしながら、サルコペニアやfrailtyといった状態が要介護状態になるリスクを高めることはわかっているが、そこに至るプロセスとそこから要介護状態に至るプロセスや主要因については必ずしも明確になっているとは言えないのが現状です。そこで、高齢者における筋萎縮などの組織学的な変化と筋力低下などの生理学的な変化の関係と、これらが歩行速度などの機能的な問題とどのように関わり、活動範囲の低下や外出頻度低下、要介護状態などの活動や生活機能の低下といった問題にどのように進展していくのかについてそれらの関連性と要介護状態に至るプロセスについて明確にしていきたいと考えています。その中で、他職種連携も含め理学療法士としての介護予防法や活動について研究していく予定です。

  • 猪股 高志
キーワード
筋及び骨萎縮予防・介護予防・中枢神経系理学療法・理学療法教育
専門分野
基礎理学療法・中枢神経系理学療法・理学療法教育
担当科目
理学療法概論・基礎理学療法学・介護予防学・解剖学Ⅰ,Ⅱ,Ⅰ実習
研究室番号
医療科学部棟302研究室
学位
博士(医学)2003年 埼玉医科大学乙第868号
免許・資格
理学療法士免許(昭和57年)
学歴・経歴
昭和57年3月 国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院理学療法学科 卒業(理学療法士免許取得)
平成4年3月 放送大学教養学部卒業(教養学士)
昭和57年4月 函館共愛会病院リハビリテーション科勤務 昭和58年6月まで
昭和58年7月 埼玉医科大学附属病院リハビリテーション科勤務 平成元年3月まで
平成元年4月 学校法人早稲田医療学園理学療法学科設立準備室勤務
平成5年4月 早稲田医療技術専門学校開設に伴い 理学療法学科勤務 理学療法学科長 平成9年9月まで
平成9年10月 埼玉医科大学短期大学理学療法学科勤務・専任講師(平成12年4月より助教授) 平成15年3月まで
平成15年4月 健康科学大学理学療法学科教授(平成18年4月より学科長) 平成19年3月まで
平成19年4月 日本医療科学大学保健医療学部リハビリテーション学科教授・理学療法学専攻長(平成21年よりリハビリテーション学科長) 平成27年1月目で
平成27年2月 富家病院リハビリテーション室勤務 室長  平成28年1月まで
平成28年2月 帝京科学大学大学院設置準備室勤務
平成28年4月 帝京科学大学理学療法学科教授  現在に至る
その他
平成4年4月 埼玉医科大学大学院専攻科専攻生(学位取得) 平成15年まで
平成15年4月 埼玉医科大学中央研究部門形態学 学外協力研究員 平成20年3月まで
平成26年8月 東京都健康長寿医療センター研究所非常勤研究員 平成27年3月まで
平成27年4月 東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員 現在に至る
主な著書
  1. 理学療法科学シリーズ整形外科疾患の理学療法第1版:アイペック、猪股高志・他;レイノー症候群・深部静脈血栓症について担当。第5章;下肢の中で、大腿骨骨折・下腿骨骨折・足関節及び足部の関節担当。総ページ195P第2章;全身性疾患48-49P、第5章;下肢172-174P,177-178P 担当、2001.3
  2. 理学療法科学シリーズ運動学実習マニュアル第1版:アイペック、猪股高志・黒澤和生・安藤正志 他;第4章の「生体計測」(17-20P)と第5章の「機能解剖」(21-26P)担当、2002.3
  3. 切断のリハビリテーション(Therapy for Amputeesの翻訳):協同医書出版、陶山哲夫・高倉保幸・猪股高志 他;第14章:膝離断および周辺レベルの切断173-180P・第15章:下腿切断181-194P担当、2002.5
  4. 臨床実習フィールドガイド:南江堂出版、内山靖、潮見泰蔵、猪股高志、網本和 他;各論.1.片麻痺(急性期から回復期)担当、2004.8
  5. 急性期リハビリテーションハンドブック(Acute care handbook for physical therapistsの訳本):文光堂、陶山哲夫・草野修輔他 監修、高倉保幸、猪股高志 他;第Ⅴ章「麻酔の影響」担当、2005.5
  6. 福祉住環境コーディネーター検定試験2級模擬問題集:一橋出版、猪股高志 他、2005.5
  7. 図解理学療法検査・測定ガイド:文光堂、猪股高志 他、「経済状態の評価」の章担当、2006.3
  8. The 体力:アイペック、猪股高志 他、「筋と体力」の章を担当、2006.4
  9. ケアマネジャー過去問500題徹底攻略:新星出版社、猪股高志 監修;2006.8
  10. PT,OTなら知っておきたいからだのこと(共著):遊戯社、猪股高志、秋山純和 他;第2章 筋のこと 担当 17-36(丸山仁司編集)、2008.5
  11. 理学療法士・作業療法士ポケットレビュー帳 基礎編(共著):メジカルビュー社、猪股高志他;解剖学担当 5-62(柳澤健編集)、2008.9
  12. PT,OTなら知っておきたい病気のこと(共著):遊戯社、猪股高志 安藤正志 他;第1章 神経疾患担当 7-36、2009.3
  13. 理学療法学ゴールドマスターテキスト 運動療法学(共著):メジカルビュー社、猪股高志 浅井友嗣 高橋哲也 他;イントロダクションおよび運動療法学概論担当 2-73(柳澤健編集)、2010.3
主な論文
  1. 猪股高志:実験的膝屈曲拘縮時の歩行における生理的反応 主著 運動生理;第3巻、第4号221-226p、1988
  2. 猪股高志:歩行可能な片麻痺患者のPWC120の測定 主著 運動生理;第5巻、第1号21-27p、1990
  3. "猪股高志:臨床実習における初期評価に対するチェックの方法 主著
  4. 埼玉理学療法;第3巻1号、48-52p、1995"
  5. 猪股高志:初期評価チェックの方法について 主著 リハビリテーション教育研究;第1巻 25-26P、1996
  6. 猪股高志:臨床実習中の理学療法学生における身体組成及び体力の変化と実習成績との関係 主著 理学療法科学;第13巻、第4号 195-198p、1998
  7. 猪股高志:坐骨神経挫滅によるヒラメ筋及び前脛骨筋の萎縮、ならびに顎下腺の微細構造に及ぼすα-isoproterenolの影響(博士論文) 主著・原著 (平成15年5月学位授与;埼玉医科大学)   埼玉医科大学雑誌;28巻、4号 171-178、2001
  8. 山田和政・小椋一也・猪股高志 他:身体運動能力における加齢変化と転倒要因共著 芝浦工業大学研究報告人文系編 第37巻1号;79-85、2003
  9. 小椋一也・猪股高志 他:中高年者に対するウォーキング教室が自覚的健康度に与える影響について 共著 芝浦工業大学研究報告人文系編 第37巻1号;87-91、2003
  10. 大橋幸子・林隆司・猪股高志 他:介護老人保健施設における運動機能・認知機能を含めたADL評価表作成の試行について 共著 芝浦工業大学研究報告人文系編 第38巻1号; 123-127、2004
  11. 猪股高志:理学療法のための筋の基礎知識(総説)埼玉理学療法 第11巻:2-11、2004
  12. 解良武士・猪股高志 他:ウェイトリフティング選手の呼吸機能特性について-呼吸筋力に着目して 共著 日本生理人類学会誌 Vol.9, No.4 21-26、2004
  13. 金信敬・小椋一也・猪股高志 他:気功とスポーツ-中国の競技スポーツにおける気功応用について 共著 城西大学研究年報(自然科学編) 第28巻;85-93、2004
  14. 金信敬・猪股高志 他:気功運動による生活・健康状態の変化 共著 芝浦工業大学研究報告人文系編 第39巻1号;91-97、2005
  15. 猪股高志・武井圭一 他: “Physiotherapy”(2004年度版)まとめ(レビュー) 主著 理学療法ジャーナル  第39巻 第9号;820-826、2005
  16. 武井 圭一, 杉本 諭, 猪股 高志, 大嶽 昇弘, 安藤 正志, 解良 武士, 斉藤 信夫, 今泉 寛:学内検査実習前後における検査能力自己達成度および実習満足度の検討.理学療法科学, Vol.22 . 83-87、2007
  17. 解良武士、本橋みどり、工藤昌弘、加藤真由美、伊藤芳保、渡部由紀、藍原隆史、塚田勇、猪股高志:生活習慣病対策と理学療法.日本医療科学大学紀要第1号;41-46、2008
  18. 加藤真由美、伊藤芳保、本橋みどり、工藤昌弘、塚田勇、解良武士、猪股高志、宮村章子、藍原隆史、渡部由紀、柳田千絵:携帯電話を利用したe-Learningの試み
  19. 五嶋裕子,刀根章浩,中村裕貴,麻生よしみ,佐野恵美子,(高倉保幸),加藤剛平,猪股高志,解良武士,武井圭一,丸山仁司,関根繁樹:大腿骨頸部骨折例の短期的歩行能力を予測する知的精神機能評価法の検討-日本脳卒中学会・脳卒中高次脳機能スケールの有効性について-    理学療法科学 25(5) 717-720 2010年10月
  20. 木下正信、新藤博明、猪股高志:座談会(鼎談)「姿勢とエコノミークラス症候群」—避難所での生活や寝たきりでも注意が必要です—  ;司会・飯田恭子;一般財団法人姿勢研究所;POSTUREしせいと生活37巻、7−30 2011年11月
  21. 解良武士, 渡部由紀, 猪股高志:メディカルフィットネスにおける理学療法士雇用の可能性を探索するための基礎的調査. 日本医療科学大学研究紀要.4(1) 51-63 2011年
  22. Kera T, Aihara A, Inomata T,:Reliability of airway occlusion pressure as an index of respiratory motor output. Respiratory care 58 845-849 2013年5月
  23. 解良武士,猪股高志 他:ワイヤー式変位計を用いた呼吸運動測定器の校正方法の選択について.理学療法 臨床・研究・教育.20(1)、77−82, 2013
  24. 宇山聡子,猪股高志,山本寿枝子 他:新たなチャレンジ!〜脊髄損傷から10年、生活の質(QOL)を求め、今の自分でできること〜. リハビリテーションネットワーク研究 13(1):80-86,2015
  25. 河合 恒、猪股高志、大塚理加、杉山陽一、平野浩彦、大渕修一:化粧ケアが地域在住高齢者の主観的健康感へ及ぼす効果-傾向スコア法による検証-、日本老年医学会雑誌、53(2)、2016
所属学会等
日本理学療法士協会
理学療法科学学会
日本解剖学会
日本体力医学会
日本老年医学会
主な学会発表
1.調節式大腿吸着ソケットの試作 高橋高治・猪股高志 他、日本理学療法士学会、1987年5月 理学療法学;第14巻学会特別号40p
2.両膝屈曲角度が歩行時酸素摂取量に及ぼす影響 猪股高志、日本理学療法士学会 1988年5月 理学療法学第15巻学会特別号189p
3.片麻痺者におけるPWC120と6分間急歩距離の測定とその関係 猪股高志 日本理学療法士学会1990年5月 理学療法学第17巻学会特別号78p
4.片麻痺歩行時におけるステップ長の測定 歩行速度との関係 猪股高志 日本理学療法士学会1992年5月 理学療法学第19巻学会特別号117p
5.2年生前期臨床実習の意義について-実習達成度からの検討 猪股高志 日本理学療法士学会1995年5月 理学療法学第22巻学会特別号359p
6.身体組成指標(BMI)と身体活動量の関係-2つの方法の比較 木村朗・猪股高志 他 日本理学療法士学会  1995年5月 理学療法学第22巻学会特別号525p
7.臨床実習における情意領域の評価-実習指導者と教員の認識の相違 平山厚子・猪股高志 他  日本理学療法士学会1995年5月 理学療法学第22巻学会特別号52p
8.理学療法教育における重複する科目とその範囲について  平山厚子・猪股高志他 1997年8月 全国私立リハビリテーション学校連絡協議会・教育研究大会発表
9.臨床実習中の体脂肪量・体水分量および体力の変化について 猪股高志  日本理学療法士学会1998年6月 理学療法学第25巻学会特別号No2 269p
10.Change of Body Composition and Physical Fitness in Physical Therapy Student in Clinical Practice. Takashi Inomata, 1999年6月 13th International Congress of The World Confederation for Physical Therapy. Yokohama Japan.  Proceedings 343p
11.α-isoproterenolの坐骨神経挫滅後の前脛骨筋およびヒラメ筋に対する効果と顎下腺に及ぼす影響について 猪股高志 第106回日本解剖学会 2001年4月 高知大学 Acta Anatomica Nipponica;Vol 76,No1,82p
12. 座骨神経挫滅後の前脛骨筋およびヒラメ筋に対するα-isoproterenol の効果について 猪股高志 第36回日本理学療法士学会 2001年5月 広島
13.Effects of isoproterenol on the atrophy of soleus and tibialis anterior muscles after sciatic nerve crush injury. Takashi Inomata. 14th International WCPT congress, june 2003, Barcelona, Spain, proceedings 428P
14.好中球走化因子(fMLP)投与による骨格筋血管内皮細胞の形態的変化 矢部勝弘・猪股高志 他 第36回日本臨床電子顕微鏡学会学術集会 2004年11月
15.坐骨神経切除後の筋および骨密度に及ぼすIsoproterenolの影響について 猪股高志 第110回 日本解剖学会  2005年3月
16.ウエイトリフティング選手と一般若年者との呼吸筋力の比較 解良武士・小椋一也・猪股高志 第40回日本理学療法学術大会 2007年3月
17.ワイヤー式変位計を用いた呼吸運動測定器の校正方法についての検討− 解良武士、大武聖、藍原章子、奥山文男、浅岡祐之、猪股高志、第20回埼玉県理学療法士学会、2011年12月
18.メディカルフィットネスにおける理学療法士雇用の可能性を探索するための基礎的調査 解良武士、渡部由紀、猪股高志 理学療法学 第39巻第2号 2012年 116-117;(日本理学療法士協会平成22年度研究助成報告書)
19.地域在住高齢者に対する化粧ケアの主観的健康観の改善効果について〜傾向スコア法(PSM)を用いた比較対照試験 大渕修一・河合恒・三木明子・猪股高志 第2回 日本予防理学療法学会学術集会抄録集24P、2015年12月
その他の活動
埼玉県理学療法士会理事・事務局長 1994〜1996
理学療法科学学会理事 ; 2001.4〜現在
埼玉県包括的リハビリテーション研究会幹事;2007.7〜2016年2月
埼玉県理学療法士会学会評議員;2009.6〜2015.3
NPO法人理学療法共用試験機構 理事;2010.1〜2016.3
社団法人埼玉県理学療法士会 監事;2010.9〜2011.6
一般社団法人日本リハビリテ−ション学校協会 監事;2011.6〜2012.6(協会統合により退任)


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