教員詳細
西條 富美代 (さいじょう ふみよ)
役職:学科長・教授・博士(工学)
主な研究と活動
介助者の身体的負担に関する研究
介護動作における介護者の身体的負担は大きい。特に移乗介助動作における腰部およびその他の身体的負担は大きく、この身体的負担がもとで介助者が腰痛となり、介助される人も寝たきりになったり、活動が制限されたりする事があります。また、介護を仕事としている人たちでは、腰痛などによる離職も多くなっています。そこで、介助動作の何が、身体のどの部位に、どのぐらいの負担になっているのかを研究しています。また、負担を少なくする方法としてはどのような方法があるのか、道具はどんな場合に有効かなどの研究を行っています。
身体的負担の軽減につながる道具の普及が日本ではあまり進んでいません。これは日本人が道具に対して拒否感があること、また導入を検討すべきリハスタッフの情報不足と経験不足が考えられます。そこで、実際に道具を使用してみて、利点・欠点を理解してもらえるような勉強会を行ったりしています。
キーワード | 介助者の身体的負担、福祉用具、生活環境整備、地域理学療法 |
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専門分野 | 地域理学療法学、日常生活活動学、生活環境整備、健康福祉工学、産業衛生 |
主な研究対象 | 介助者の身体的負担に関する研究 |
担当科目 | 補装具学、理学療法研究法、補装具学、研究法入門 |
学位 |
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学歴・経歴 |
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主な著書 |
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主な論文 |
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その他の活動 |
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