教育・研究

帝京科学大学でまなぶ

『帝京科学大学でまなぶ』総合教育センター編集委員会 編 2018年4月1日 発行

○本書の使い方

『帝京科学大学でまなぶ』総合教育センター編集委員会 編 2018年4月1日 発行

本書は帝京科学大学入学者のための、自ら学ぶ入門テキスト、あるいは「攻略書」です。大学の授業は高校までの授業から大きく変わります。特に大きく異なるのは、自ら学ぶのが前提になっていることです。早速開始される授業は、皆さんが学び方をわきまえていることを前提にスタートします。まず本書に一通り目を通し、「やり方」にも「内容」にも戸惑うことなく授業を受講できるよう心構えをしてください。大学と大学生活の基本的な「仕組み」についても理解し、失敗のないようにしてください。

また、本書では初年次の共通科目を中心に「学ぶ意義」を紹介しています。大学の授業は最先端の学問につながっています。また、現実の社会や将来の職業につながっています。その意義を知ることで、授業に興味を持って臨むことができるはずです。
重要なのは、大学で学ぶことで「自分自身が変わること」です。大学での学びは「学修」と表現されますが、修めるというのは自分自身を根本から変えることを意味しています。つまり、単に知識が増えるだけでなく、皆さん自身が優れた人間に変わっていくのが大学での学びです。本書ではその参考になる考え方を解説しています。

4年間の中で、初めて必要に気がついて本書を見直すこともあると思います。本書の各項目はそこまで見越して執筆されています。常に初心に立ち返り、4年間の最初から最後までを充実したものにしてください。

○目次

第1部
基本理念と目的
大学の授業はここが違う
大学での学び方と態度
高校と大学の先生の違い
大学を卒業したら社会人
現代の問題、ハラスメント、人間関係
健康で充実した毎日を過ごすために
図書館のすすめ
体育施設の使用方法
インターネットコミュニケーションのルールとマナー
4年間の学修とキャリア形成
授業の履修のしかた

第2部
第1章 ノートの取り方 ・書き方
第2章 テキストや資料の探し方 ・読み方
第3章 レポート・論文の書き方 -考えて論理的に文章を書く-
第4章 課題の発表の仕方

第3部
教養科目について
人文系教養科目
社会系教養科目
自然系教養科目 数学
自然系教養科目 物理学
自然系教養科目 化学
自然系教養科目 生物学
情報処理科目
英語と外国語科目
複合系教養科目
保健体育科目
博物館学芸員科目(生命環境学部対象)

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