習熟学習

習熟学習について

本校では18時30分から21時20分まで学習が行われます。
私たちはこれを習熟学習と呼んでいます。

この習熟学習の目標は、授業で学んだ内容を定着させ、より発展させることです。
具体的には、苦手教科の克服だったり、応用力を高め得意教科をさらに伸ばすことだったりしますが、これも、あくまで授業を土台とした学習の定着と展開です。
これも学校での授業を行っている教員が、寮での学習指導を昼間の授業と連携させて行うことで可能となっています。

【1ヵ月のスケジュール】
前月の下旬には翌月1か月分の習熟学習予定表が配布され、長期の計画を立てることができるようになっています。

平日の月曜日から金曜日まで、本校の英・数・国・理・社の5教科の教員が日替わりで3名ずつ担当し、3教員×3時間の計9コマの講義あるいは課題添削形式の個人指導を行なっています。

また、寮の食堂兼学習室にも教員がついており、そこで自習することもできます。生徒たちは自分の学習状況・理解度に合わせた選択が可能で、各自の能力・個性に合わせ学習を進めることができます。

この習熟学習は、基本的には寮生を対象にしていますが、通学生も参加することができます。放課後そのまま居残り、寮で夕食を取りこの習熟学習に参加する通学生も多くいます。希望すれば習熟学習後そのまま寮に宿泊することもできるようになっています。また、中学1・2年生次には学習の習慣づけという意味も持ち、集中力や持続力を身につけさせる訓練の場ともなります。

習熟学習の流れ

1. お昼休みにその日の習熟表が発表されます。一日の習熟表には教員が、授業の内容、(例えば、英語なら「英検3級対策」とか、数学なら「三角関数」など)や、どういう生徒に教室に来てほしいか(例えば、「中学生」とか「物理受講生」など)が記載されています。また教員が指導したい生徒には名前に赤丸がついています。

2. 生徒たちは、昼食後、その表を見て、自分が呼び出されている講座の確認をしたり、参加したい講座を選び、自分の名前に黒丸をつけ、申し込みをし受講します。

※習熟表のイメージです

習熟学習の様子