めざす資格
自然環境学科では、所定の単位を修得すると、高等学校および中学校教諭一種免許(理科)、博物館学芸員の資格を取得できます。その他、公害防止管理者、環境測量士、甲種危険物取扱者の資格取得を、授業や実習、関連サークルなどで強力にサポートします。
卒業することで取得できる資格
※所定の単位の修得が必要です
#01中学校教諭一種免許状(理科)
高等学校教諭一種免許状(理科)
専門知識を活かして、公立及び私立の中学校・高等学校の「理科」の教員をめざすことができます。自分の将来を真剣に考える年代の中・高校生を指導していく、やりがいのある仕事です。将来教員になるには、大学の教職課程を履修し免許を取得した後、各都道府県で行われる採用試験(私立の場合は独自の採用試験)に合格しなければなりません。
資格取得方法
卒業に要する単位の他に、教育実習など「教職に関する専門科目」や「教科に関する専門科目」の所定の単位を修得しなければなりません。入学時より計画的に履修する必要がありますので、教育職員に就く固い意思と熱意を持って、チャレンジしましょう。
#02博物館学芸員
学芸員は、自然科学、歴史、芸術などの博物館で、資料の収集・保管をはじめ、展示および調査研究などを専門的に行います。また、利用者へのアドバイスやレクリエーションなど、研究活動とともに教育活動を行う役割も担っています。自らの専門性を追究しながら、来館者にどう説明したら興味を持ってもらえるかを考え、創意工夫を凝らします。
資格取得方法
本学の所定の単位をすべて修得した者に対して、大学は卒業の際に、学芸員となる資格を証する「博物館学芸員資格取得証明書」を授与します。
#03自然再生士補
自然再生とは、自然環境が損なわれた地域において、損なわれた自然環境を取り戻す行為を言い、自然再生士とは、そのような自然再生に関わる事業全体を把握し、構想、計画、設計、施工、管理という事業の各段階で行われる業務や活動全体を総括する人に必要とされる資格です。自然再生士補の資格を取得することで、自然再生士の受験資格に必要な実務経験を1年(本来は3年)に短縮することができるようになります。
資格取得方法
本学科は平成23年度より自然再生士補資格養成の認定校となりました。所定の単位を修得・卒業し登録申請することで自然再生士補の資格を取得できます。
受験資格を得られる資格
※所定の単位の修得が必要です
#01甲種危険物取扱者
火災や爆発を起こす危険のある化学薬品や石油類などの危険物の取り扱いと、定期点検・保安の監督ができる資格です。化学工場やガソリンスタンドや石油貯蔵タンクなどには、危険物取扱者を設置することが義務付けられています。
資格取得方法
化学に関する授業科目15単位以上を修得していれば、甲種危険物取扱者の受験資格が得られます。また受験講座を開講しています。
受験を推奨する資格
※所定の単位の修得が必要です
#01公害防止管理者
工場から公害が発生するのを防ぐ専門家。工場において、燃料や原材料の検査、騒音や振動の発生施設の配置の改善、排出水や地下浸透水の汚染状態やダイオキシン量の測定などを行います。
バックアップ講座
生物の力を利用した環境問題への取り組みを学ぶことで、受験に有利になります。
#02環境計量士
化学物質の濃度を調べる分析センターなどで、公害防止や環境保全を目的に、検査及び、計量管理の仕事に携わる有資格者。大気・水質・土壌などの汚染濃度関係(化学分野)と騒音・振動関係(物理分野)の2種類があります。
バックアップ講座
濃度関係と騒音・振動関係に対応する2つの特別授業を開講して、資格取得をバックアップしています。