TEIKAジャーナル

【医療福祉学科】模擬サービス担当者会議を開催しました

2019/08/23

2年生前期の開講科目「コミュニケーション技術Ⅱ」では、
『模擬サービス担当者会議』を開催しました。

この授業では、足立区介護サービス事業者連絡協議会の皆さんのご協力のもと、
 ・介護支援専門員の役割(講義)
 ・サービス提供責任者の役割(講義)
 ・福祉用具専門相談員の役割(講義)
 ・生活相談員の役割(講義)
を行いました。
それぞれの専門職の役割だけでなく、介護現場の最新情報を得ることができ、
大変意義深い時間を持ちました。

そして、これらの専門職の役割を理解したところで、
これらの専門職が集う会議の一つである 『模擬サービス担当者会議』 を開催しました。

実際に近い事例を用いて、現在入院している利用者が、
在宅復帰した後にどのような介護サービスを提供すればよいか、について検討されました。

 退院予定の利用者とその家族
 介護支援専門員
 訪問介護事業所のサービス提供責任者
 病院の医療ソーシャルワーカー
 デイサービスの生活相談員
 訪問看護事業所の看護師、 の計7名で模擬会議が展開されました。

リアルを追及した演技をする演者(専門職)の皆さんを前に、
その様子から目が離せない学生や、事前に配布されたケース資料を読み返しながら観る学生など
学生たちは熱心に参加していました。

会議の前には、サービス担当者会議の目的と意義についての講義と、
事例についての理解を深めるためのグループワークがあったので、
学生たちも、模擬サービス担当者会議の内容を十分理解することができたようでした。

さまざまな形で、介護現場の人々と連携して、
介護福祉士養成教育を実践しています。



  
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