TEIKAジャーナル

【医療福祉学科】ベッド上での洗髪・・・至福のひととき!?

2018/09/07

体調不良や虚弱の方で、お風呂に入ることができない場合は、ベッド上で清拭(せいしき:体を拭くこと)や、洗髪(せんぱつ:髪の毛を洗う)を行うことがあります。

今回は、生活支援技術Ⅳ(入浴・清潔)の授業で「ベッド上での洗髪(演習)」を紹介します。

他者に髪の毛を洗ってもらうのは気持ちがよいものです。
(苦手な方もいらっしゃるかもしれませんね。)

この「気持ち良さ」は、
 ★清潔になり爽快感が得られる
    :丁寧に洗えている、すすぎ残しがない、洗髪後はしっかりと乾かすなど
 ★安心してケアを受けられる
    :苦痛がない、不快感がない、手早く無駄のない動きで提供されるケアなど
 ★頭皮へのほどよい刺激が快い
    :爪を立てず指腹を使って適度な圧で刺激される、頭部全体を順よく洗われる
さまざまな要因が組み合わさり、この感覚が生まれると考えます。

初めて取り組む演習では、なかなかうまくいきません。
 ・すすぎ残しがあり、髪の毛がパサついたり、
 ・襟元が濡れて気持ち悪かったり、
 ・”適度な圧”がわからず、くすぐったさを与えてしまったり、
 ・ドライヤーの当て方が悪く、髪の毛が逆立ったり、
       ・・・いろいろありました。

次の介護実習に向けて、練習を重ね、いつでも洗髪の支援を受ける方にとって、気持ちのよい洗髪ができるようになることを願っています。
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