TEIKAジャーナル

【東京理学法学科】第2回帝京科学大学リハビリテーションセミナーを開催しました

2019/11/28

11月10日(日)、本学にて第2回帝京科学大学リハビリテーションセミナーを開催しました。このセミナーでは、東京理学療法学科の学生、卒業生及びリハビリテーション関連職の方を対象に、知識や技術の研鑽を目的として、臨床や研究の第一線で活躍する先生からご講演をいただいています。今回は、「理学療法士がスポーツに関わるために必要なこと」をテーマに本学科教員ならびに外部から2名の先生をお招きし、お話しいただきました。
 
教育講演「スポーツに関わる理学療法士のスタンダード」では、本学科、村上憲治教授がスポーツの世界で理学療法士に求められる知識や考え方、さらにスポーツ理学療法における世界の動向について講演しました。
 
セミナー1ではM’s PT Conditioning代表の宮澤俊介先生にお越しいただき、「あなたの“リハビリ”で選手は復帰できますか?~理学療法士が知っておかなければならないこと、やらなければならないこと~」というテーマでお話しいただきました。スポーツ選手が怪我からの復帰に際し直面する問題やそれに対して理学療法士がどう関わるか、選手の動画や実技を交えながらお教えいただきました。
 
セミナー2では国立スポーツ科学センターの鈴木章先生より、「スポーツを理学療法的に"みる"〜ヒューリスティック考察をベースに〜」というテーマでご講演いただきました。私たちが物事を考えるときに持ってしまいがちなバイアス(偏見)を提示しながら、臨床家が陥りやすい“落とし穴”に気づかせていただきました。
 
臨床、スポーツ現場での圧倒的な経験がもととなる先生方のお話しには、現場で役に立つ知識だけでなく、教科書にはない熱量があり、在学生、現職者とも熱心に聴講していました。
東京理学療法学科では、今後もこのようなセミナーを開催していきます。
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