TEIKAジャーナル

【作業療法学科】タンポポコーヒー

2020/05/06

皆さんこんにちは!作業療法学科の小橋です。
 とても穏やかな1日。
緊急事態宣言を受けてから何度目の日曜日でしょうか?(日曜日のことです)
自動車の音もすっかり聞こえなくなりました。風の音と、子供がボールで遊ぶ音だけ聞こえています。
日差しは強く、顔にとても強く突き刺さります。風は冷たく頬にそっと触れてきます。
これが春の気候の独特な感じかもしれませんね。
 タンポポの根を取るのは、案外一苦労です。固い土に根を張っているタンポポの根を抜く作業は、とても力が必要です。
今まではあまり気にしていなかった”手のひらにある筋肉の感覚”が研ぎ澄まされます。

 次に、風の匂いに少し敏感になりながら、午前中にとったたんぽぽのねっこを切ってみる。
まだ土の匂いもあります。タンポポの根を切る時には、ゴボウを切っているような”サクサク”と切れる感覚があります。

 タンポポのコーヒーを作るだけなのに、様々な感覚を研ぎ澄ましながら行っているうちに、この作業に没入していきます。その時の脳は、とてもリラックスしているようで、終わった後の感覚はとても爽快です。
みなさんも、没頭できる作業を見つけてみてはいかがですか?
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