教員詳細
宮下 智 (みやした さとし)
役職:博士(医学)
主な研究と活動
研究テーマは「体幹筋の機能役割別筋収縮方法の開発」です。近年、スポーツや健康科学の分野では、体幹筋を有効に活性化させるトレーニング法に注目が集まっています。体幹部が安定することは、日常生活の基本動作や歩行をはじめとする運動能力の基礎能力を高めると報告されており、体幹の安定が保証されることで、四肢の素早い正確な動きや動作能力の向上が期待できると言われています。しかし、多くのトレーニングマシンでは限られた筋肉の強化は進められますが、複数の筋肉を同時に強化することは難しい面がありました。基礎研究の結果から、高齢者からプロアスリートまでの効率的な体幹機能向上が可能になる方法を見出しました。現在は、様々な対象者に定期的な体幹機能評価を行い、効果を確認しています。今後は、腰痛治療等のリハビリ医療や、小児教育における姿勢教育にも応用可能であり、高齢者の転倒予防など健康寿命の延伸などにも大きく貢献できるよう研究を進めていきます。
キーワード | バイオメカ二クス、運動生理、体幹・コア、転倒予防 |
---|---|
専門分野 | 応用健康科学、スポーツ科学、動作分析学、リハビリテーション医学、運動生理学 |
主な研究対象 | ヒト |
学歴・経歴 |
|
主な著書 |
|
主な論文 |
|
所属学会等 |
|