現在の社会の激しい変化とともに、大学もまた急速に変化し多様化していることは周知のことと思います。「ひと・生命」を研究対象とするバイオサイエンス、さらに「豊かさ」と「産業」をもたらすバイオテクノロジーもめざましく発展しています。これらの学問領域に寄与し、社会に対して責任を負える大学像の一つは、外界からの刺激に常に敏感であり発想豊かな研究を展開できる場であること、必要とされる情報を発信すること、そして、研究プロジェクトの遂行を通して将来を担う人材を育成し輩出することと考えます。
「帝京科学大学大学院バイオテクノロジー研究センター(TUST-BioTech RC)」が本学の研究の充実に関わるのみならず、地域や日本全体のバイオテクノロジー研究に貢献するための活動拠点となることを切望します。 |