帝京科学大学バイオテクノロジー研究センター Teikyo University of Science & Technology Bio Technology Research Center
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植物の生と死について調べます

研究の方針
植物の細胞も、他の生物の細胞と同様に環境からの様々な刺激を 感受してそれに反応するメカニズムを持っています。こういった刺 激の中には、光や温度などの物理的な刺激や、植物自体が作り出し たり、外界から入り込んできたりした分子による化学的な刺激な ど、様々なものがあります。これらの刺激は細胞の様々な部分で受 容され、細胞内に存在する情報伝達メカニズムによって伝えられて 最終的な生理反応へと至ります。私たちの研究室では、特に細胞に 刺激を与える分子がどのように受容され、その結果としてどのよう な生理学的反応が起こるかについて、分子生物学、生化学、遺伝学 などの多様な手法によって解析することを目指しています。現在は 特に2つのテーマを中心に研究を進めています。一つは胚発生とい う、遺伝的にプログラムされた現象に影響を与える植物細胞自身が 合成する分子の作用機序の解析です。またもう一つは、感染防御応 答の際に見られる過敏感細胞死という、遺伝的にプログラムされた 細胞死がどのような細胞内情報伝達経路を介して引き起こされるの かという研究をおこなっています。対象は大きく違いますが、どち らも細胞外からの物質的な刺激が何らかの受容システム・情報伝達 システムを経て生理現象に至る反応であり、これらの現象について 明らかにすることで、植物が様々な環境条件化でいかに自分を適応 させて成長するのかを理解することが可能になると考えています。

研究室運営方針
研究室では、熱意を持ちそして楽しく研究を行うことをモットー にしています。自分たちの対象にしている生物現象に強い興味を持 ち、その一端でも解明することに無上の喜びを見出せる、そんな人 はぜひ一緒に研究を行いましょう。ただし喜びや楽しみは、あくま でもたゆまない努力と研鑽の上に成り立つものです。厳しく、粘り 強く、あきらめずに研究にいそしみ、そして大いなる喜びを得るこ とができる、そんな研究室にしていきたいと思います。また、研究 を行う以上、世界に伍する気概を持ち続けていくつもりですので、 世界中の誰もが知らない新しい事実を発見したい、世の中の人を驚 かせたいという希望(野望?)を持っている方は大歓迎です。

 

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