教員詳細
小林 豊和 (こばやし とよかず)
役職:教授、博士(獣医学)
主な研究と活動
獣医師免許取得してから、私は犬と猫を中心とした小動物臨床に携わってきました。僅か四半世紀余りの期間に過ぎませんが、その間の小動物獣医療の進歩発展は目を見張るものがあり、飼い主様や社会からの動物病院への要望や期待も、年を追うごとに高まっています。そのような背景のなか、高い知識や技術を習得している動物看護師は、小動物臨床の世界では必要不可欠な存在になっています。
ヒトの医療は、cure(治療)とcare(看護)の両輪で成り立っています。本来careは看護だけでなく、介護や保護、保育、世話など多岐にわたる意味を持った言葉であり、これらを一語で表現できる日本語は見当たりません。このcareこそが看護師や動物看護師の職域であり、動物病院においても高いホスピタリティが求められる時代となった今日では、獣医療におけるcareを学問として体系的に捉え、人材を教育する必要に迫られています。私はこれまでの臨床家としての経験を生かし、知識や技術だけでなく気遣いや心のこもったcareを実践できる看護師を育成したいと考えています。
私のこれまでの主な研究テーマは、犬猫の肥満と高齢医療でした。小動物の世界にも健康寿命という概念が浸透し始めていますが、健康寿命(health span)を寿命(life span)に限りなく近づける獣医療が私の理想です。今後は更に、老化やアンチエイジングに関しても研究を進めてゆきたいと考えています。
キーワード | 犬と猫の肥満 高齢医療 健康寿命 アンチエイジング |
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専門分野 | 小動物臨床、小動物臨床検査、動物看護学 |
主な研究対象 | イヌ、ネコ |
主な研究課題 |
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担当科目 | 動物臨床検査学 生化学 動物臨床看護学総論 動物臨床検査学実習 |
卒業年月 |
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学歴・経歴 |
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主な著書 |
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主な論文 |
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所属学会等 |
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