こども学科

上野原市立 甲東保育所 一般保育参加体験:「夏祭り」参加協力(後半)

レポート

主な内容

  • 一般保育参加体験
  • 幼稚園・保育所におけるイベント参加(甲東保育所「夏祭り」のお手伝い)
  • 子育て支援活動参加(乳幼児親子と接する体験)(後期実施予定)

上野原市立 甲東保育所 一般保育参加体験:「夏祭り」参加協力

前半組の「夏祭り」準備(一般保育体験の一環)の後、7月4日(土)「夏祭り」当日に様々なお手伝いをしました。ここでは子ども達との触れ合いはもちろん、御家族の方々に対してきちんとした受け答えやコミュニケートをすることが求められます。また催し全体の性格を理解し、進行状況を見通した上での個々の対応も必要であり、科目名通り「総合的な」対応力・判断力が求められます。なお学生各自の希望により前半組履修者でも今回は任意参加できるようにしました。

後半組

今日は「夏祭り」当日。心配されたお天気は何とか持ちこたえ予定通り屋外での実施となりました。開始時間に合わせ、今日は午後2時の集合。はじめに小林所長から全体連絡を受け、手伝うべき内容や保育者として留意すべき事項の指示と説明がありました。さっそく「お店屋さんごっこ」で使用する新聞紙バッグを作りを依頼されます。「これはすごい!大学に帰ったら先生達に教えてあげよう」との声も。「夏祭り」で使う用意された品々は全て子ども達と先生方の手作りです。工夫されたすばらしい出来栄えに保育者に求められる能力の奥深さを改めて感じました。

会場は午前中に保護者会メンバーであるお父さん達による大道具の設営が終わっています。あとは段取りを聞いて準備万端です。開始時間が近づくと三々五々、子ども達がお父さん、お母さんと連れだって登園してきました。しばらく自由に園庭で遊んで過ごした後、いよいよ「夏祭り」の開始です。はじめは「盆踊り」。私たちも踊りの輪に入り、御家族の方々に「こども学科」の初お披露目です。

子ども達の歌や演技は小林所長の取りはからいで間近で見学させて頂きました。親子水入らずで早めの夕食を取る間に、「お店屋さんごっご」の準備を始めます。そして、食事の終わった子ども達におもちゃのお金の入った手作りバッグを渡していきます。

子ども達はお客さんになったり店員さんになったり楽しそうです。ここですかさず私たちは、買い物をする子ども達に連れ添ったり、店員さんの子どもの手助けをしたりして、スムーズに「お店屋さんごっこ」ができるよう配慮します。中にはお店を1つ任された学生もおり、なかなかの活躍ぶりです。

最後は「ゲーム遊び」です。ゲーム屋さんは全部で5店ですが、全ての運営?を本学学生にまかされました(右端写真の3名の学生はメディア情報システム学科木村研究室の卒研生です。研究遂行の一環として子ども達との関係性を重視しての参加です)。

ゲームは親子で参加します。楽しい場作りのために適度に声かけを行いゲームへ誘導します。年少の子どもにとっては少し難易度の高いゲームもあります。ゲームがうまくできないときの対応など、これまでに子ども達との間に築いてきた関係性や数々の一般保育・学外実習で培ってきた参加体験が生かされます。

傍観せずにきちんと対応しているか。自分の持ち場をきちんと運営しているか。親身になって子どもとコミュニケートしているか。引率担当教員の目が光ります。そうは言ってもスタッフである学生1人1人が楽しく感じてこそ催しも盛り上がるというもの。「くじ引き」「魚釣り」と次々に子ども達はゲームを行っていき、あっというまに5時過ぎに。

会場の大道具は再び保護者会のお父さん方にお願いし、他の後片づけは保育所の先生方の指示の下、私たちで行いました。最後に保育所の先生方と教室で反省会を行いました。1人1人が思い思いによかったこと、気がついたことを述べます。細やかな神経を使いつつも楽しい半日の学外実習でした。

今後の予定

後期のハイライト:子育て支援活動始動と参加、「青少年科学の祭典」出展の準備や結果等をアップする予定です。

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