アニマルサイエンス学科

コースの紹介

アニマルセラピーコース 東京西キャンパス

動物とのふれあいから生まれる効果。学びのアプローチは多種多様。

動物と接することで、人間の心身にはさまざまな変化が生じます。心理学、教育学、動物行動学など、多角的な視点からその変化のメカニズムを探究するのが、アニマルセラピーコースの学びです。動物だけでなく、その対象となる人間についても学びながら、人間と動物のより良い関係や、動物が人間の社会に与える効果について、科学的に解明することをめざしています。

介在動物学 研究室
山本 真理子 講師

現場に出て、人と動物の関わりを解き明かす

介在動物学 研究室

人と動物の、さまざまな関わりについて研究するのが「動物人間関係学」。特に近年、健康や福祉、教育などの分野で動物がもたらす効果が注目されています。研究室の学生は、アニマルセラピーの実践の場や、さまざまな勉強会などに参加し、動物だけでなく人とも交流しながら、どの動物をどのような場に介在させることで効果が生まれるかを探究しています。研究や実践を通じて培われるコミュニケーション能力や積極性は、将来どんな仕事に就くうえでも役立ちますよ。

介在動物(ウマ、イヌ、ウサギ)、障がい者、高齢者、福祉

伴侶動物学 研究室
リングホーファー 萌奈美 講師

人と動物の心と行動を分析し、その関係性を考察する

伴侶動物学 研究室

人と密接な関係を築くことができる、伴侶動物。彼らはこれまで、人社会に大きく貢献してきました。現在は心身の治療や教育といった場面での活躍も広がっていて、より一層人社会に貢献することが期待されています。研究室では、人と動物とが関わる場面での両者の心理・行動および動物本来の社会性を、認知実験や行動観察を通して明らかにし、両者のより良い関係性を考えます。条件を統制した実験を組み立てて人や動物の行動をじっくり観察することは、他者や動物への理解を深め、物事への客観的・多角的な洞察力も養います。

動物行動学 、比較認知科学、動物人間関係、動物介在介入(ウマ・イヌなど)

人間動物関係学 研究室
門多 真弥 特任助教

人のこころの視点から、人と動物の関係を考え、学ぶ

人間動物関係学 研究室

現代社会では不登校や精神疾患、発達障がいや高齢になったときの生活など、生きていくうえでさまざまな「困難」を抱える人が多くいます。臨床心理学はそんな困難を抱く人や集団に対して心理学の知識や技術を用いて働きかける学問。研究室では、そのような人のこころの視点から、人と動物の関係について考え、困難へのアプローチの可能性を研究しています。人と動物の関係のひとつである「動物介在介入」は、人と動物とのふれあいなどを通して、人と人とをつなぐきっかけにもなります。

動物介在介入(AAI)、臨床心理学、発達障がい、福祉

馬介在活動センター
喜久村 徳淑 特任助手

動物を介して動物と人、人と人の関わりを学ぶ

馬介在活動センター

当センターではウマとヤギを飼育しており、有志の学生が日々の飼育管理を通して生き物と向き合う事を学んでいます。動物の健康の維持・増進を図りながらそこで得た知識や経験を活かし、動物の魅力を他者へ伝えることを目的としたふれあいイベントを行うことも主な活動の一つです。その過程でさまざまな問題が出てきますが、それを解決していくには学生同士の意思疎通や協力が不可欠です。ここの活動を通して学生は日々考え、悩み、話し、学び、成長しようと頑張っています。

動物介在活動 (ウマ・ヤギ)、障がい者乗馬、飼育管理、ふれあい活動

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