複合系教養科目
特長
より実践的な教養の学びをとおして、
自らの教養知性や職業倫理観の実質化を図ります
複合系教養科目では以下のような科目を、入学年次から3年次までゆるやかに、かつ継続的に展開していいます。
- 知識と人間
- 「知識と人間」は、学ぶ意味と価値を検討することを目的とした科目です。学者や芸術家などのさまざまな人の生き方を通して、知識を身につけ、学ぶことの意味と価値や知識をもっている人に問われる責任などを検討することで、大学で学ぶことの意義と課題を再認識することを目的にしています。
- 異文化理解
- 「異文化理解」は、問題を考える視点を広げることを目的とした科目です。民俗学、社会学、生物学などをふまえた総合的な観点から、国際化、グローバル化によって生じている問題を、互いに異なる行動や言動をとる人間集団に由来するものとして理解し、錯綜した問題を読解していく力を養います。
- 時事問題解説
- 「時事問題解説」は、現代の問題を理解することを目的とした科目です。全国紙の一面に掲載される時事問題の解説や社説・論説などの読解を通して、現代を理解するための基礎知識を学ぶことで、社会人に求められる常識と倫理観および柔軟な思考力を育成します。
- 多文化共生論
- 「多文化共生論」は、自然や人々との共生・共存を学ぶことを目的とした科目です。21世紀の世界が直面している重要な課題である他者との共存・共生がどのような関心や態度によって可能になるかを、比較文化や文化交流史といった領域を取り上げながら解説します。
- 環境と社会
- 「環境と社会」は、持続可能な社会を支える市民を養成することを目的とした科目です。 地球環境問題の歴史や環境問題に対する社会的・技術的な対応事例、持続可能な発展に向けた国際的な取り組みの現状と循環型社会の形成過程等について時事問題を交えて解説し、問題の予防や解決に必要な基礎知識と考え方を学びます。
- 日常生活と宗教
- 自分は宗教と無縁だと思っていますか? 科学と宗教は対立するものだと思っていますか? 日常生活の隅々にまで行き渡る宗教の諸相を明るみに出し、世界の諸宗教の様相について体験学習を交えて学んでゆきます。
科目表
1年次から3年次までゆるやかに配分された応用的な科目を履修することによって、卒業時には健全な判断力を備えた学士に求められる総合的視野が養われます。現在は、大学入学直後には必ずしも明確な将来像や目的意識が形成されていないため、就職を意識させることで修学意欲を高め、自分の状況を認識させ、将来に向けた行動の必要性と方向性を自覚させる教育が必要な時代になっています。複合系教養科目のカリキュラムは、こうした時代の要請に応えるものです。
授業科目 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
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知識と人間 | ○ | |||
異文化理解Ⅰ | ○ | |||
異文化理解Ⅱ | ○ | |||
日常生活と宗教 | ○ | |||
宇宙と天文学 | ○ | |||
多文化共生論 | ○ | |||
環境と社会 | ○ | |||
時事問題解説 | ○ | |||
キャリアデザインⅠ | ○ | |||
キャリアデザインⅡ | ○ | |||
キャリアデザインⅢ | ○ | |||
キャリアデザインⅢ(インターンシップ) | ○ |