野生動物コース
- 東京西キャンパス
大自然のなかでのフィールドワークなど、実践的な学びが充実
「野生動物の生態に興味がある」「絶滅危惧動物を保護する方法とは」「動物の行動と、環境との関係とは」野生動物コースには、学生の興味・関心に応える多彩な研究室があります。自然に恵まれた東京西キャンパスの環境を活かした、野外でのフィールドワークなどの機会も豊富。動物について学ぶことを通じて、人と動物が共生できる新しい未来について考察します。
ページ内目次
4年間の学びの流れ
1年次
共通科目を学び、2年次以降の学びのための基礎を築きます。授業以外にも、学内外での活動に参加して視野を広げることを推奨します。
主な科⽬ |
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陸生哺乳類学/生物の科学/動物行動学Ⅰ/動物病原微生物学/生化学 |
科目ピックアップ
陸生哺乳類学
陸上の哺乳動物に特有の動物行動学的知識を理解し、現代進化論についての正しい知識を身につけます。さらに進化論的・倫理的観点から、彼らと私たちヒトとの関係性について学ぶとともに、科学的な思考を展開してプレゼンテーション能力を修得します。
2年次
専門科目が増え、実習もスタートします。自分の適性や将来の志望を考慮しながら、コース選択に向けた準備を行います。
主な科⽬ |
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水生動物学/環境教育概論/野生鳥類学/地域環境計画論/水生哺乳類学 |
科目ピックアップ
環境教育概論
授業では、現代社会の最重要課題の一つである環境問題の解決、持続可能な社会の実現に向かった教育的なアプローチとして「環境教育」を扱います。環境に関する新しいトピックや環境教育実践事例を扱い、環境問題全般への理解を深めます。
3年次
3つのコースに分かれ、研究室に配属されます。4年次の卒業研究に向けて、さまざまな経験を重ねながら研究テーマを考えます。
主な科⽬ |
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保全動物学/景観デザイン論/両棲・爬虫類学/動物関係法規/集団と進化の生物学 |
科目ピックアップ
保全動物学
保全に関わる基礎的な生物学的、倫理的、法的知識を修得します。さらに、様々な野生動物に対する保全の実践例を紹介し、その問題点について自ら考え、それらを展開してプレゼンテーションできる能力を培います。
4年次
各自、フィールドや現場に出るなどして研究を行います。研究室の教員の指導を受けながら、卒業研究をまとめていきます。
主な科⽬ |
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論文講読Ⅰ・Ⅱ/卒業研究 |
取得できる資格の比較
アニマルサイエンスコース/アニマルセラピーコース/野生動物コース東京西
【国家試験】
- 愛玩動物看護師 国家試験受験資格※
- 中学校・高等学校教諭一種免許状(理科)
- 博物館学芸員
- ドッグトレーナー(OPDES認定)
- ペット栄養管理士
- 2級ビオトープ計画管理士
- インタープリター・ガイド
- プロジェクト・ワイルド・エデュケーター
- 生物分類技能検定2級(動物部門)
- コンパニオンアニマルアドバイザー
動物看護福祉コース千住
【国家資格】
- 愛玩動物看護師 国家試験受験資格
- 中学校・高等学校教諭 一種免許状(理科)
- 博物館学芸員
- ペット栄養管理士
- コンパニオンアニマルアドバイザー
就職実績
令和5年度卒業生の主な就職先
【就職先】八景島シーパラダイス(株式会社横浜八景島)、大牟田市動物園、とくしま動物園、名護自然動植物公園株式会社、公益財団法人日本盲導犬協会、環境省九州地方環境事務所(アクティブレンジャー)、一般社団法人対馬里山繁営塾(インタープリター)、株式会社日光自然博物館(インタープリター)、株式会社自然教育研究センター(インタープリター)、特定非営利活動法人国際自然大学校(インストラクター)、株式会社梅香荘 警察犬・家庭犬学校(ドッグトレーナー)、株式会社バローホールディングス ペットフォレスト事業部(ドッグトレーナー)、株式会社乗馬クラブクレイン、アニコム損害保険株式会社 ほか
※2024年度実績
学⽣の声
学⽣インタビュー
山本 大貴さん
生命環境学部 アニマルサイエンス学科 野生動物コース 4年 私立高崎商科大学附属高等学校(群馬県)出身
幼いころから知りたかった動物の行動や気持ちについて 多角的な視点で学ぶ
動物の鳴き声や行動の理由、生態や心理などを知りたいと思い、幅広い視点で動物について学べるTEIKAに入学しました。学外実習ではセンサーカメラを設置して奥多摩湖周辺の野生動物の行動を分析。「ハシボソガラスのくるみ割り行動」を卒業研究のテーマにし、認知・学習能力の解析につながるのではと考えて河川敷で観察データの蓄積に取り組んでいます。思い通りにならない自然や動物が対象のフィールドワークでは苦労が多いですが、仲間と協力する楽しさも感じています。日々鍛えられている臨機応変な対応力と発想力を活かして社会に貢献したいです。
動物の鳴き声や行動の理由、生態や心理などを知りたいと思い、幅広い視点で動物について学べるTEIKAに入学しました。学外実習ではセンサーカメラを設置して奥多摩湖周辺の野生動物の行動を分析。「ハシボソガラスのくるみ割り行動」を卒業研究のテーマにし、認知・学習能力の解析につながるのではと考えて河川敷で観察データの蓄積に取り組んでいます。思い通りにならない自然や動物が対象のフィールドワークでは苦労が多いですが、仲間と協力する楽しさも感じています。日々鍛えられている臨機応変な対応力と発想力を活かして社会に貢献したいです。
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