アニマルサイエンス学科

めざす資格

アニマルサイエンス学科は、高等学校教諭一種(理科)、中学校教諭一種(理科)の教員免許状をはじめ、動物園や水族館などで働く博物館学芸員、動物病院で診療の補助や健康管理指導を行う動物看護師、ドッグトレーナーなどの資格取得を、授業や実習、関連サークル活動などで強力にサポートします。

卒業することで取得できる資格

※所定の単位の修得が必要です

#01高等学校教諭一種免許(理科)
中学校教諭一種免許(理科)

国家資格

教員免許状の普通免許状は教職課程によって取得するのが一般的で、教職課程によって教員免許状の普通免許状の授与を受ける場合、「教科に関する科目」と「教職に関する科目」の双方を学びます。「教職に関する科目」の中には「教育実習」が含まれます。また、文部科学省が定める必要科目の単位も教職課程とは別に取得する必要があります。

資格取得方法

卒業に要する単位の他に教職に関する専門科目の単位や教科に関する専門科目の所定の単位などを修得しなければならないので、入学時より計画的に履修する必要があります。教育職員に就く固い意思と熱意を持って、チャレンジしましょう。

#02博物館学芸員

国家資格

学芸員とは、博物館資料の収集・保管をはじめ、展示および調査研究その他事業を専門的に行う要員です。博物館が生涯学習の場であることを考え合わせると、学芸員は研究活動とともに教育活動を行う役割も担っています。自らの専門性を追究しながら、来館者にどう説明したら分かりやすいか、興味を持ってもらえるかを考え、創意工夫を凝らします。

資格取得方法

本学の所定の単位をすべて修得した者に対して、大学は卒業の際に、学芸員となる資格を証する「博物館学芸員資格取得証明書」を授与します。※1

※1アニマルサイエンス学科については学科の授業科目「特別実習」のうち博物館課程「博物館実習」に相当する内容と認められる場合は、「博物館実習」の修得単位とすることができます。

#03コンパニオンアニマルアドバイザー

帝京科学大学認定

ヒトとともに暮らすコンパニオンアニマル。主にイヌやネコの行動や適正飼育について適切な助言ができる専門家です。コンパニオンアニマルをめぐる問題や人々の意識は多様化・複雑化しています。問題解決には今までにない知識や判断力が求められ、本学はこうした科学教育を行う日本で唯一の大学です。

資格取得方法

大学が指定する「コンパニオンアニマルアドバイザー養成カリキュラム」において一定以上の成績を修めていることが必要です。このカリキュラムは6つの必修科目、17の選択科目、4つの選択実技研修(※2から2つを選択)で構成されています。※2

※2

ドッグトレーニング実技研修会
プロトレーナー(NPO法人 OPDES所属)による指導。3年後期、4年前期に実施。自分の犬を連れての参加が条件。
パピーパーティ運営研修
子犬に対し適切な社会化を行うためのプログラムを作り実施する。
ドッグマナー委員会活動
公共空間への動物の同伴を適切に行うためのシステムを企画運営する。
問題行動カウンセリング
問題行動をもつ犬や猫について、飼い主とのカウンセリングや行動観察を通じ改善策をアドバイスする。

受験資格を得られる資格

※所定の単位の修得が必要です

#01愛玩動物看護師
(千住キャンパス・動物看護福祉コースの学生のみ)

国家資格

動物看護師の資質向上、業務の適正を図ることを目的に、令和元年6月に「愛玩動物看護師法」が制定されました。「愛玩動物看護師」には動物看護にとどまらず、動物を介在した様々な活動や動物福祉などの幅広い知識と技術が求められています。

資格取得方法

動物看護福祉コースの学生は動物看護師に必要な講義・実習を履修した上で、主務大臣(農林水産大臣及び環境大臣)が指定する講習会を受講後、「愛玩動物看護師」国家試験に合格すれば資格が取得できます。

※第1回目の国家試験は2023年中に実施予定です。
 最新の情報は農林水産省のホームページをご覧ください。

#02ドッグトレーナー(OPDES認定)
(東京西キャンパスのみ)

NPO法人OPDES(犬の総合教育社会化推進機構)認定

家庭犬や職業犬に対する基礎的なトレーニング技能を持ち、プロトレーナーの活動を補助できる人を指します。イヌとのコミュニケーションを図り、それをトレーニングに結びつけます。職業としてドッグトレーニングが単独でできるようになるには、地道な実地経験の積み重ねがさらに必要です。小型犬から大型犬までを対象としています。

資格取得方法

アニマルサイエンス学科が指定する単位を修得するとともに、ドッグトレーナーが指導する技術研修会(3年後期、4年前期に実施)に参加し、自分で犬を1頭以上育て上げることが求められます。

#03ペット栄養管理士

日本ペット栄養学会認定

ペット栄養管理士とは、ペットの栄養に関する知識の普及と指導に必要な人材を養成し、ペットの健康の維持向上を図り、もって動物の愛護に寄与することを目的として、日本ペット栄養学会が認定する資格です。同学会が年2回実施するペット栄養管理士認定試験に合格し、学会会員となり管理士名簿に登録されることで資格を得ることができます。
民間資格ですが認定団体が学会であり、専門性を求める動物病院勤務の獣医師や動物看護師、ペットショップスタッフ、ペットフードメーカー社員などが取得するケースも多く、ペットの栄養学に関する類似資格の中でも広く認められている資格です。

資格取得方法

指定科目の単位を取得後に受験が可能になります。

その他のめざせる資格・免許

  • ビオトープ管理士(東京西キャンパスのみ)
  • 動物介在教育アドバイザー(本学認定)
  • NEALのリーダー(自然体験活動の指導者)(東京西キャンパスのみ)
  • プロジェクト・ワイルド・エデュケーター(東京西キャンパスのみ)
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