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【生命学研究所】清華大学高齢科学研究センターとの学術サロンを共同開催


 2026年7月25日、清華大学高齢科学研究センターと帝京科学大学生命学研究所は、「超高齢社会に向けて―高齢者の栄養・フレイル・認知機能障害の早期介入」をテーマとする学術サロンを共同開催した。
 本サロンでは、「認知機能とフレイル(Frailty)」を中心テーマとして、日本と中国の研究者および関連分野の専門家が一堂に会し、高齢者の健康維持、認知症予防、フレイル対策、ウェルビーイング(Well-being)の向上、生命倫理などの諸課題について、最新の研究成果や実践的知見を共有した。
 帝京科学大学大学院医療科学研究科総合リハビリテーション学専攻の廣瀬昇教授は、「超高齢社会における慢性疾患とフレイルへの包括的アプローチ―日本の実践から考える早期介入、健康長寿、QOL向上への示唆」と題して講演を行った。また、帝京科学大学学長・生命学研究所所長の冲永荘八教授は、「持続可能社会に向けた幸福観の変容―超高齢化社会を迎えた日本を参考にー」と題する講演を行い、帝京科学大学副学長・生命学研究所副所長の冲永隆子教授は、「AI時代の医療と人間の意思決定―超高齢社会における生命倫理の課題」と題した報告を行った。さらに、帝京科学大学生命学研究所副所長・教育人間科学部教授の呂暁彤氏は、「超高齢社会における『老残共養』モデルの構築」をテーマに発表を行った。清華大学薬学院の王釗教授は、「超高齢社会に向き合う高齢者の栄養とフレイル介入」と題した講演を行い、清華大学高齢科学研究センター顧問で元世界保健機関(WHO)プロジェクトオフィサーの何景琳教授は、高齢者の認知機能障害に対する早期介入の事例を紹介した。
 このほか、帝京科学大学生命学研究所顧問の永沼充氏、北京大学公衆衛生学院衛生政策・管理学系の鐘軍氏、元清華大学日本研究センター長の曲徳林教授がコメンテーターとして参加し、中日両国における高齢社会政策および健康福祉分野の現状と今後の展望について専門的見地から意見を述べた。総合討論では、認知症予防、フレイル対策、地域包括ケア、在宅医療、人工知能(AI)の活用、生命倫理などをテーマに活発な意見交換が行われ、超高齢社会における諸課題への対応に向けて、国際的な学術連携と協力の重要性が改めて確認された。
 帝京科学大学生命学研究所は今後も、清華大学はじめ中国の大学および関連研究機関との連携を一層深め、健康福祉分野における学術研究と国際交流を推進するとともに、超高齢社会が直面する課題の解決と人々の福祉および幸福の向上に貢献していくことを目指している。
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