TEIKAジャーナル

🍀こども学科 2018ニュースno.11🍀 帝京めぐみ幼稚園のふれあい動物教室

2018/05/09

 5月8日、帝京めぐみ幼稚園でふれあい動物教室を行いました。現地集合は9時。クラスごとに分かれて綿密な打ち合わせをします。分刻みで指導案を見直しながら、子どもの場所、学生の立ち位置、準備の段取り、開始・終了の合図の方法やタイミングなど細部にわたり確認します。
 こども学科4年生は「保育教職実践演習」の授業の一環で参加いたしました。各クラス22名~25名のクラス編成で、各クラスに3名の学生が入ります。授業は、1クラスを2班に分けて進行します。半分は、紙芝居形式で、動物について子どもにも分かるようにやさしく丁寧に教えます。紙芝居は発達段階に合わせて、作成してあります。さらに子どもたちに説明するときも分かるような言葉遣いに注意をはらう必要があります。正確な知識を伝える時に専門用語をそのままに使うのは簡単です。でもこどもにも伝わるようにと、簡単な言葉で説明するのはなかなか大変です。そのことを本当に深く理解していないとできません。学生には「学習の深化」のためにとてもよい経験です。
 今日ふれあう動物は、年少さんはモルモット、年中さんはカイコ、年長さんはデグーです。子どもにとって動物とふれあえるのは、とても楽しみなようで、どの子も期待で顔が輝いています。カイコとのふれあいの様子を覗いてみましょう。カイコを手に乗せられて「カイコさんどう?」と学生に尋ねられると、「かわいい」「くすぐったい」などいろいろな感想が聞かれました。デグーは、学生の巧みなハンドリングで、スムーズにふれあいが進行します。なかなの技術です。一朝一夕に身に着くものではありません。日ごろのお世話の賜物です。年少さんは、じっと座らせて集中させることの負担を考えて、少し早め目に切り上げました。「また来てね」どのクラスも笑顔で終わりました。

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