TEIKAジャーナル

【作業療法学科】福祉のまちづくり学会に参加しました

2019/08/28

2019年8月7日~9日に日本大学理工学部駿河台校舎(東京都)で、
福祉のまちづくり学会 第22回全国大会が行われました。
今回、教員の澤田がこの学会の実行委員として参加してきました。

テーマは、あらためて多様性を問う~誰も取り残されないまちづくりを目指して、でした。
作業療法士が多く参加する学会ではありませんが、
作業療法士の立場から、まちづくりについて発言できることはたくさんあります。

この学会には、障害当事者の方が多数参加されます。
そこで、今回は、「参加者ボランティア」という新しい試みが行われました。
学会に参加しつつ、困っている方がいたらボランティアとして、
会場移動などを支援する。
困っていたら「参加者ボランティア」でなくても手を差し伸べるべきですが、
「参加者ボランティア」シールを貼っていることで、
手伝ってもらう方も声を掛けやすい環境を作りました。

もう一つ、「カームダウン・クールダウン」のスペースを設けたことも
他の学会ではみられないものです。
カームダウン・クールダウンとは、発達障害などがある方が、
落ちついて、安心して過ごせるスペースのことです。
東京オリンピックに向けて、このスペースを設けることが進められています。

来年は沖縄で開催されるそうです。


 
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