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柔道整復学科のお知らせ

第31回 硬組織再生生物学会 学術集会(令和5年9月8-9日 新潟)の発表


硬組織再生生物学会の発表では、骨疾患からの回復と回復後の正常代謝維持に欠かせない骨組織の再生・機能維持に特化した内容で、「骨芽細胞」「破骨細胞」の再生と維持に関する研究を中村ひとみさん(大学院M-1)と片岡明日美さん(学部4年卒研生)が行いました。

中村ひとみさん(大学院M1)の発表内容
「ALDH2-SNP might have Induced Risk of Abnormal Turnover in Osteo-metabolic situation」
ALDH2遺伝子異常では、骨分化の異常による骨疾患発症(特に大理石病棟)に関与するばかりではなく、疾患からの回復後における骨代謝機序のなかでSmads転写因子がターンオーバーになっている破骨細胞に存在することで、回復が遅延するばかりではなく、機能維持が低下することが示唆された。

片岡明日美さん(柔整学科4年生卒業研究)の研究発表
「Abnormal Wnt5a-cascade and LRP5-SNP* mRNA Expression might have induced Osteoclastic Survival in ADH1b-SNP.」
OPPG(偽グリオーマ脳腫瘍・骨粗鬆症症候群)の原因であるLRP5/6遺伝子異常は、ADH1b-遺伝子異常によって破骨細胞転写因子Wnt5aカスケードmRNA異常発現とともに誘発されて、骨疾患(大理石病等)の回復期により破骨細胞分化に影響を与えると示唆された。

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