リプロヘルスケア論のご紹介
体験を通して学ぶ女性の健康支援
2026年5月13日、看護学科2年生を対象とした『リプロヘルスケア論』において、外部講師として國吉裕史先生をお招きし、妊娠期・産褥期にみられる身体症状と骨盤ケアについて学習しました。

國吉先生は、妊産婦のマイナートラブルを専門とし、骨盤健診や施術、鍼灸治療を実践されている整骨院院長です。また、周産期の骨盤ケアに関するセミナーやシンポジウムでも活躍されており、幅広くご活動されています。
まず講義では、骨盤ケアには明確な定義がなく、さまざまな解釈がされていることや、妊産婦における骨盤ケアニーズの現状について詳しく教えていただきました。
まず講義では、骨盤ケアには明確な定義がなく、さまざまな解釈がされていることや、妊産婦における骨盤ケアニーズの現状について詳しく教えていただきました。

学生からは、『緊張する授業だとすぐにトイレに行きたくなる』『SNSには骨盤の位置を整える情報がたくさんあるが本当なのか』『長時間座っているとお尻がしびれてくるが、これは慢性的なものなのか』など、日常生活に関連した多くの疑問が挙がっていました。

講義の後は、模型を用いながら説明を受け、骨盤ケアにおいては手段や結果だけにとらわれず、目的や原因に視点を置き、代償動作を踏まえながらニュートラルポジションを取ることの重要性について学習しました。
学生たちは、お互いの耳・肩・腰・足首にシールを貼り、自身の姿勢が前傾か後傾かを確認し合いながら、ニュートラルポジションを体験しました。さらに、理想的な姿勢や動きを実際に体感し、『日常生活のなかで自らケアできる』実践方法について学びました。
学生たちは、お互いの耳・肩・腰・足首にシールを貼り、自身の姿勢が前傾か後傾かを確認し合いながら、ニュートラルポジションを体験しました。さらに、理想的な姿勢や動きを実際に体感し、『日常生活のなかで自らケアできる』実践方法について学びました。

また、呼吸法の一つであるドローインについても学び、いつでも正しいポジションを意識できることを体験しました。学生からは『これなら高齢者になっても健康でいられそう』という声も聞かれ、自身の健康づくりにも活かせる学びとして、楽しみながら演習に取り組んでいました。

最後に、授乳姿勢や抱き上げ・抱きおろし、立ち上がりなど、妊産婦にみられる育児動作の特徴や改善点についても学習しました。学生たちは、日常的な動作にも身体への負担を軽減する工夫が必要であることを理解し、改めて母親への感謝の気持ちを深めていました。
今回の演習を通して、学生たちは妊産婦への支援に必要な知識と技術を体験的に学ぶとともに、自身の健康や姿勢への意識も高める貴重な機会となりました。今後も、本学では実践的な学びを通して、対象者に寄り添える看護職の育成を目指していきます。
母性看護学領域;藤井美穂子
今回の演習を通して、学生たちは妊産婦への支援に必要な知識と技術を体験的に学ぶとともに、自身の健康や姿勢への意識も高める貴重な機会となりました。今後も、本学では実践的な学びを通して、対象者に寄り添える看護職の育成を目指していきます。
母性看護学領域;藤井美穂子