グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


研究



帝京科学大学の多彩な研究

帝京科学大学では、「いのち」と向き合う学びを土台に、教員の先進的な研究と連動した実践的教育を通じて、学生が主体的に研究に取り組める環境が魅力です。

生命環境学部 研究Pick Up

生命環境学部

生命環境学部 アニマルサイエンス学科 アニマルセラピーコース

家畜化された動物のこころを探求し、ヒトと動物のより良い共生をめざす

イヌやウマといった家畜は、系統進化的にはヒトと遠い存在ですが、社会的には近い存在です。なぜ彼らは、ヒトと「絆」を築くことができるのでしょうか?これには、彼らの社会性の高さが関わっていると考えられます。私は、飼育下での認知実験や野生下での行動観察をもとに、ウマの社会性を調べています。このような研究は、動物の社会性の発達・進化への理解を深めるとともに、ウマの性質を理解してヒトとウマがより良い関係を築くためにも役立ちます。

生命環境学部

生命環境学部 生命科学科 生命・健康コース

目に見えない微生物の力で、人びとの生活を豊かにする

私たちの生活は目に見えない微生物によって支えられています。普段口にする発酵食品をはじめ、医薬品、農薬から洗濯用洗剤の酵素に至るまで、さまざまな場面で微生物の恩恵を受けています。特に真菌類は、これまで10万種もの数が世界中で発見されていますが、産業利用されているのはほんの一部で、まだまだ膨大な数の未発見の種がいると考えられています。私たちの研究室では、自然環境から未発見の種を含む多様な真菌類を収集して新たな価値を見出し、社会への貢献をめざしています。

生命環境学部

生命環境学部 生命科学科 臨床工学コース

ICT と人の科学情報技術とIoT で困りごとを減らす

私の研究は、ICT(情報通信技術)を活用して医療や人の暮らしを良くすることです。理学療法士・作業療法士、臨床工学技士といった医療技術職の方とチームで行っています。具体的には、さまざまなセンサやマイクロコンピュータ、IoT 機器、ロボット等を使って取得したデータの活用やAI・機械学習のしくみを使います。日々進化するICT 技術を駆使し、測定システムやシミュレーターの開発に取り組んでいます。

生命環境学部

生命環境学部 自然環境学科

野生のイルカを根気よく観察し、未知の生態を解明する

海で泳ぐ野生のイルカを見たことはありますか?水族館の飼育イルカはその美しい姿や見事なパフォーマンスを目の前で見せてくれますが、野生のイルカは、船も追いつけない速度で泳ぎ、その姿も基本的には呼吸の瞬間に垣間見せてくれるだけです。海という別世界での彼らの行動や社会を解明すべく、その姿や行動を撮影し、鳴音を録り、遺伝子を集めています。“方言”があったり、“養子”を育てたり、別種の子どもを連れていたり、彼らの不思議な暮らしぶりを学生と一緒に少しずつ報告しています。

医療科学部 研究Pick Up

医療科学部

医療科学部 理学療法学科

足から日々の健康を考える

足部は唯一床面と接する部分で、歩行時には床面からの荷重感覚を脳へフィードバックする重要な役割があります。幅広い年齢層で観察される足部の形態異常である扁平足は、荷重時の衝撃緩衝能の低下から、他関節への力学的負荷をもたらすことが報告されています。近年、扁平足を原因とした基本動作能力の低下が問題となる症例報告も増加傾向にあります。現在は三次元動作解析装置や筋電図解析装置などを用いて、足部の動的な運動学的解析を行っています。

医療科学部

医療科学部 作業療法学科

傑出人の事例研究は、パラダイムをシフトさせる

精神医学の研究法に、一例あるいは少数の対象について探求する個性記述的研究があり、その具体例として病蹟学(Pathographie)といわれる分野があります。傑出人(いわゆる天才)について、その生活歴、病歴そして作品づくりの過程などを詳しくたどり、さらに深い人間性の理解をめざす学問です。人間諸相のパラダイムについての評価見直しにもつながる可能性があります。方法はいろいろですが、「偉大な人物たちに認められる一切のものは理解に値する(フロイト)」という認識は共通しています。

医療科学部

医療科学部 柔道整復学科

病気やケガを治すのではなく、病気やケガの“ 人” を援助します

病気やケガの方やその家族をサポートするためには、健康な方と比較して、何が違うのかを理解することが大切です。病気やケガになる前の状態と、装具を使った疑似的な状態とを比較することで、一人ひとり違う体格等も考慮した状態を、より正しく推測することができるようになります。このような研究を通じて、病気やケガで困っている方やその家族に正しい情報を提供し、寄り添うサポートができるようになると考えています。

医療科学部

医療科学部 東京理学療法学科

理学療法士臨床実習における、より良い学習経験をめざしたデータ解析

理学療法士の養成校教育は、臨床実習が教育の柱となります。1963年に理学療法士養成校が誕生して以来、多くの学生が養成校で研鑽を積み、病院や施設で臨床実習を行ってきました。現在、チーム医療の一員として行う診療参加型臨床実習が推奨され、臨床実習で求められる態度・知識・技能は変化しています。時代の変化に対応できる理学療法士を養成できるよう、臨床実習の内容を科学的にデータ解析した研究も重要性が高まっています。

医療科学部

医療科学部 東京柔道整復学科

「好まれる白衣」とは?「医療事故をゼロ」にするには?

異なる2つの研究は《データ収集→分析→傾向の把握→対策》というプロセスで、課題を解決できるという共通点があります。医療においては、このプロセスにより治療法を選択する根拠(エビデンス)が生まれます。根拠は研究から得られるため、研究成果が良質な医療の提供へとつながります。研究のやりがいは多くの人の健康づくりに寄与できることです。「人びとの力になりたい、社会をより良くしたい」との思いで研究を行っています。

医療科学部

医療科学部 看護学科

多様性の時代、看護実践に活用できる研究をめざして

合計特殊出生率が過去最低となるなか、子どもの数を増やすことだけでなく、心身ともに健康な子どもの育成が求められています。私は、虐待リスクが高いとされる多胎家庭への支援に関心を持ち、研究を続けています。看護の対象である人間のニーズは、環境や体験によって変化し、多様で複雑です。一つひとつの課題を紡ぐように丁寧に解明し、看護実践に活かせる研究をこれからも進めていきたいと考えています。

医療科学部

医療科学部 医療福祉学科

排せつケアを要するすべての人が快く過ごせることを願って

排せつケアに関する研究はさまざま取り組まれてきましたが、まだ十分解決できていないのが「におい問題」です。排せつ後に拡がる臭気は、ケアを要する人だけでなく、介助者、同居者等にも心理的負担を与えます。迅速に臭気を取り除くことができれば、快適な生活空間を保てるだけでなく、その人の尊厳を守ることにもつながります。現在、企業や介護施設の協力を得て「におい問題」の解決に向けて取り組んでいます。

教育人間科学部 研究Pick Up

教育人間科学部

教育人間科学部 こども学科

「人間・社会」とつながる言葉言葉からヒトを発見したい!

「言葉」は私たちの身近にありすぎて気づきにくいのですが、世界を切り分け、いろいろな物事を発見する機能を持っています。また、言葉が習得されていくプロセスはとてもダイナミックで、乳児は関わりのなかで言葉に触れ、幼児期では言葉への興味とともに言語能力が高まり、学齢期では関係性のなかで言葉を上手に扱う力が育っていきます。ヒトや人間社会を映す鏡である「言葉」の研究は「人間・社会」を知ることにつながります。

教育人間科学部

教育人間科学部 幼児保育学科

幼年期の創造性を高める美術教育をめざして

幼児期の「表現」では、生活のなかでイメージを豊かにし、さまざまな表現を楽しむことが大切なねらいのひとつです。造形、音楽、身体と相互に絡み合った表現を楽しみ、創造性の基盤が形成されていくと考えられます。私は近年、幼年期の一連の発達の過程を踏まえてイメージや創造性をどのように育むか、その教育モデルの構築に向けて研究に取り組んでいます。そうした研究の成果を日々の授業実践にも取り入れていくことが目標です。

教育人間科学部

教育人間科学部 学校教育学科 中高保健体育コース

誰もが自分らしく 幸せに生きられる 社会をめざして

社会の主流から外れて生きなくてはならない人びとや子どもたちの人間形成のあり方とその支援が研究のテーマです。夜間中学、特別支援学級、子ども食堂などをフィールドとし、場に入り込んで活動に携わりながら、他人と「違う」ことを豊かさにつなげうる空間の創り方を読み解きます。いま、学校現場にも外国ルーツの子どもたちが増えています。「日本語教育資格プログラム」では、学校教員を志す学生のみなさんとともに、多様性が輝く学びの場を創るための方策を探究していきたいと願っています。

OPEN AIR LAB. とは

帝京科学大学の「OPEN AIR LAB」は、「自然との共生」を理念とするフィールドミュージアムです。伝統的な博物館とは異なり、学生や教員の活動そのものが展示となり、自然と人の関係性を探求する場となっています。東京西キャンパスを拠点に、フィールド調査やワークショップ、対話イベントなどを通じて、自然との新たな出会いと学びを提供しています。

自然・地域・学生がつながるフィールドミュージアム

TEIKAの研究

自然環境、動植物、健康や福祉、教育といった専門分野において、新たな知見を見出すために試行錯誤を繰り返しています。
そのどれもが、科学的な視点に基づくだけでなく、「いのち」を見つめることを目的としています。

OPEN AIR LAB. の象徴的空間 ブリコラ

OPEN AIR LAB. の象徴空間「ブリコラ」は、自然との共生を体感できる開かれた学内ミュージアム。
古材を活用した温もりある空間で、学び・交流・創造の場として学生や地域に開かれています。

ブリコラ

ブリコラ

Point

1

動植物の飼育や栽培を実施

ビオトープや水槽を活用し、ガマやハス、水生昆虫などの動植物を飼育・栽培。自然の変化を身近に感じながら観察・学びができる環境です。

水槽

Point

2

自然をテーマにした多彩な展示

自然との共生をテーマに、標本、写真、映像などを使った展示を実施。見て触れて学べる体験型展示が特徴で、来訪者に新たな発見を提供します。

展示

Point

3

学生と連携したさまざまな活動

学生の企画によるワークショップや展示、イベントを多数開催。主体的な学びと地域との交流を促進し、創造的な実践の場として機能しています。

学生と連携した活動

さらに詳しく知りたい方はコチラ

OPEN AIR LAB


  1. ホーム
  2.  >  研究