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教員詳細

松本 ディオゴけんじ (まつもと でぃおごけんじ)

松本 ディオゴけんじ

役職:博士(理学)、講師

主な研究と活動

 現代数学は様々な構造を研究対象とすることにより多くの成果を残してきました。例えば、整数の加法に注目して「結合法則」(括弧が自由に付け替えられる法則)といった性質を抽出すると、群という構造が得られます。このように演算の持つ性質を抽出したものを代数構造といいます。
 私はグラフ理論や(離散)可積分系に現れる代数構造に興味を持っています.グラフ理論は、電車の路線図のように、点と点を線で繋げた図形(グラフという)を扱う分野です。また、可積分系は、現象をモデル化した時に現れる様々な方程式のうち、何らかの特殊性から厳密に解けるものを扱う分野です。両分野とも様々な代数構造と関係を持っており、これまでに多くの研究がされています。これらの代数構造を調べることにより、グラフに潜む性質や、解ける方程式が持つ特殊性を解明することが研究の目標です。

キーワード Yang-Baxter写像、dynamical Yang-Baxter写像、Travel groupoid
専門分野 代数学、グラフ理論、(離散)可積分系
担当科目 数学I、数学の基礎、数学II、統計学入門
卒業年月
  • 2008年3月 上智大学 理工学部 数学科 卒業
  • 2010年3月 早稲田大学 基幹理工学研究科 数学応用数理専攻(修士課程) 修了
  • 2013年9月 早稲田大学 基幹理工学研究科 数学応用数理専攻(博士課程) 退学
学歴・経歴
  • 2012年4月 日本学術振興会 特別研究員 DC2 (2013年9月まで)
  • 2013年10月 早稲田大学 基幹理工学部 数学科 助手(2016年3月まで)
  • 2016年4月 芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター 特任講師(2020年3月まで)
  • 2020年4月 帝京科学大学 総合教育センター 講師(現在に至る)
主な論文
  • 松本 ディオゴけんじ,箙を用いたダイナミカル・ヤン・バクスター写像へのアプローチ,数理解析研究所講究録 2127,7-19(2019)
  • D.K. Matsumoto and A. Mizusawa, Characterizations of the simple non-confusing travel groupoids on a finite graph, Graphs and Combinatorics. Vol.32, No.1, 321-334(2019)
  • D.K. Matsumoto and K. Shimizu, Quiver-theoretical approach to dynamical Yang-Baxter maps, Journal of Algebra, Vol.507, 47-80(2018)
  • D.K. Matsumoto, A characterization of modular law and distributive law of lattices by the Yang-Baxter maps, Japan Journal of Industrial and Applied Mathematics. Vol.34, No.2, 335-341(2017)
  • D.K. Matsumoto and A. Mizusawa, A construction of smooth travel groupoids on finite graphs, Graphs and Combinatorics. Vol.32, No.3, 1117-1124(2016)
  • "D.K. Matsumoto and Y. Shibukawa, Quantum Yang-Baxter equation, braided semigroups, and dynamical Yang-Baxter maps, Tokyo Journal of Mathematics. Vol.38, No.1, 227-237(2015)
  • D.K. Matsumoto, Dynamical braces and dynamical Yang-Baxter map, Journal of Pure and Applied Algebra. Vol.217, No.2, 195-206(2013)
所属学会等
  • 日本数学会
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