帝京科学大学 受験生サイト

TEIKAの研究 TEIKAの研究

PICK UP #02#05

  • 02

    生命環境学部

    アニマルサイエンス学科

    <動物の行動を科学する>日本でも広がる「見守る」動物園!?

    並木 美砂子 教授

    動物園は珍しい野生動物が見られる場所、そんなイメージがあるかもしれません。しかし動物福祉が進んだ国々では、動物園という施設が持つ役割や意義が大きく違います。
    世界的に環境保護の意識が高まった1960年代以降、ヨーロッパでは動物たちの行動にも福祉の目が向けられるようになりました。
    社会的にも、かつての野生動物を捕獲して集める動物園から、野生動物の保護・保存を行う動物園へと役割が変わっていったのです。
    その意味では、日本の市民社会の動物園への視線は、まだヨーロッパほどの福祉の意識が成熟していないと言えそうです。
    例えばゾウが1 頭だけ展示されていたとして、それを眺めて楽しむだけでは動物の立場から見ることにつながりません。私たち市民の一人ひとりが、野生では群れで行動するゾウが1 頭でいる意味について考えられるようになってほしいと思います。
    幸い、日本でもさまざまな動物園が動物福祉を実現する努力をしています。本研究では、そんな地域の動物園と提携して動物たちの様子や行動を細かく記録し、唾液中のホルモン濃度など科学的な分析も行いながら動物の状態を把握します。また、採食道具やハンモックなど、動物が使うことでストレスを低減できるツールを作成したり、野生に近い生活環境を整えたりしていきます。
    生身の動物が相手なので、仮説通りの結果が出ないことはよくあります。しかし常に新たな疑問と向き合い続けられるところにも、この研究の面白さがあります。

  • 03

    医療科学部

    看護学科

    <学修の効果を科学する>主体的に学び行動できる人材を育てる

    新野 由子 教授

    現代医療における看護師の仕事は、高度化や多忙化が進んでいます。緊急の状況で柔軟に対応でき、チームの一員として成長していくためには、主体的に自ら考えて学ぶ力が求められます。将来、専門職業人として活躍するためには、在学中からこの力をすこしずつ磨いていく必要があります。昨今の学生たちは、多くの問題に対して「白か黒か」という答えを求める傾向にあります。しかし実際の現場では、ほとんどの状況は濃淡さまざまな「グレー」で、一律の正解は存在しません。それぞれの状況に合った判断をして、最適な対処をしなければならないのです。
    現在取り組んでいる研究では、現場で必要とされる看護系人材の養成のために、「社会人基礎力」を伸ばすことの有効性を検討しています。社会人基礎力とは、経済産業省が職場や地域社会で多様な人びとと仕事をしていくために必要なものとして提唱している力のことです。1年次必修科目の「基礎ゼミ」でこの力を向上させるための取り組みを行い、その結果を検討しました。自ら学ぶ力を伸ばすには受動的な講義だけでは不十分なため、前半は講義形式、後半はグループワークを実施しました。そして向上したいと思っていた力を伸ばせたか、基礎ゼミの前後に自己評価を行いました。
    その結果、教員がグループワークなどに関わると学生の主体性や、やる気が刺激されることがわかりました。ただ、これはあくまで学生の自己申告をもとにしたデータです。今後は学生と教員で評価基準を共通化し精度を上げ、主体的に学び行動できる人材を育てていきます。

  • 04

    医療科学部

    作業療法学科

    <高齢者の移動を科学する>シニアカー操作のデータ化でまちづくり

    竹嶋 理恵 准教授

    ハンドル型電動車いす(シニアカー)は運転免許なしで操作でき、免許を返納した高齢者の移動手段としても人気です。一方で問題もあり、誰でも購入できることから踏切への侵入や坂での転倒などの事故が急増。作業療法士のような専門家が指導できれば良いのですが、日常的な運転に付き添い続けることは不可能です。そこで本研究では、工学の専門家や医療施設と提携し、シニアカーのハンドル操作と加速・減速、位置情報などのデータ収集を行い、走行操作技能を評価するシステムの開発に取り組んでいます。データを蓄積していくと、ユーザーによる操作のくせや事故が起こりやすい場所が特定できるようになります。これによって販売・レンタル業者やケアマネージャーなどが安全な利用方法を指導できるようになるほか、将来的にはまちづくりにも応用し、高齢者の自由な外出や社会参加にも貢献します。

  • 05

    医療科学部

    東京柔道整復学科

    <スポーツのケガを科学する>Judo Therapy 海外でも広がる柔道整復術

    市毛 雅之 教授

    柔道整復術は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などの外傷の応急処置をすることが認められている職種です。2001年には世界保健機構(WHO)の報告書に「Judo Therapy」として記載され、伝統的な施術として海外でも認知されるようになりました。かつては、柔道でケガをした相手を蘇生させる技術として始まった柔道整復術ですが、現在では柔道に限らずさまざまなスポーツや日常生活におけるケガの手当を行うようになりました。本研究で扱うのもスポーツで発生したケガについて。例えば大会のルール改正によってケガの発生にどの程度の影響が出るのか、また柔道経験者と未経験者の間では後方受け身の際に頸部を前に曲げる筋の使い方に違いがあるのかなどを調べます。臨床的研究としては、骨折や脱臼、捻挫などから早期に社会復帰するための「無血療法」について研究しています。

東京西キャンパス #06#20

  • 06

    生命環境学部

    アニマルサイエンス学科
    アニマルサイエンスコース

    [写真] 02
    動物の社会行動や生殖機能における
    神経内分泌調節系の解明

    近藤 保彦 教授

    脳の神経回路がさまざまなホルモンの影響を受けながら、どのように動物の社会行動を調整しているかについて研究しています。行動は自分がオスかメスか、また相手の性別によっても異なります。ラットやマウス、ときには遺伝子改変マウスを使って、脳内の巧妙な仕組みを解き明かすことが目標です。

  • 07

    生命環境学部

    アニマルサイエンス学科
    アニマルセラピーコース

    [写真] 03
    盲導犬・家庭犬による視覚障がい児・者の身体活動量増進への影響

    山本 真理子 講師

    健康維持のために適切な運動量を満たしている人は限られていますが、特に視覚障がい児・者は運動量が不足していると言われています。視覚障がいのある成人・児童を対象に、盲導犬や家庭犬の存在が身体活動量にどのような影響を与えるか調べています。また、イヌがもたらす心理的、社会的な影響にも注目して調査しています。

  • 08

    生命環境学部

    アニマルサイエンス学科
    野生動物コース

    [写真] 04
    長期フィールドワークによる動物の
    「遊び」と社会の関わりについての研究

    島田 将喜 准教授

    ニホンザルやチンパンジーなどの霊長類を対象に、彼らの「遊び」について研究しています。野生生活の環境に長期間滞在し、1頭ずつ識別されたサルたちを観察。謎の多い動物の遊び行動のデータを採取し、社会ネットワーク分析という手法を用いて、遊びと社会の関わり、その進化を探求しています。

  • 09

    生命環境学部

    自然環境学科

    実験室で開発した測定装置で富士山の大気を調べてみる

    和田 龍一 准教授

    大気汚染物質の新しい分析手法を開発し、市販の分析装置ではできない大気の環境調査を行っています。環境調査の主なフィールドは富士山です。「山麓の森林」、「五合目の沿道」、「富士山頂」にて行っています。同じ富士山でも場所によって、それぞれ特色のある大気環境を示す面白さがあります。

  • 10

    生命環境学部

    自然環境学科

    [写真] 05
    河川におけるマイクロプラスチック汚染の現状把握と汚染源の特定

    仲山 英之 教授

    新たな海洋汚染として問題視されているマイクロプラスチックの大半は、河川から流出したプラスチックゴミが海岸で微細化したものと考えられています。しかし陸域で微細化し、河川から海洋へ流出している量はわかっていません。研究室では陸域から流出しているマイクロプラスチックの量と発生源を調べています。

  • 11

    生命環境学部

    生命科学科

    富士山の原生林に潜む、私たちの生活を変えるヒント?

    上野 良平 准教授

    富士山の北嶺にある青木ヶ原とアカマツ林は溶岩上に広がる原生林で、栄養に乏しい場所です。そんな場所に生息する数種類の酵母には、高い糖分、高いアルコール濃度、冷凍などのストレスに耐性があることがわかりました。このストレスに強い生命力はパンや酒の製造など多様なことに役立つ可能性が考えられ、注目されています。

  • 12

    生命環境学部

    生命科学科 生命コース

    [写真] 06
    アミド結合でつながった人工RNAを作り遺伝子発現を制御する

    岩瀬 礼子 教授

    短いRNA二重鎖は、 狙ったmRNAの翻訳を抑制できるため核酸医薬としての実用化が期待されています。核酸分解酵素で壊れやすいRNAの一部のリン酸結合をアミド結合に変えたRNA二重鎖を合成すると、核酸分解酵素耐性が増し、翻訳抑制効果もありました。現在、遺伝子制御機能の特異性を高めるRNA修飾を研究中です。

  • 13

    医療科学部

    理学療法学科

    身体の変化を可視化して、機器を効果的に使えるように

    平賀 篤 講師

    近年、電気刺激や超音波刺激を行う装置がより身近になり、一般家庭でも手に入れやすくなりました。リハビリテーションの現場でも頻繁に使用されていますが、使い方によってはうまく効果が出ないことも。身体を物理的にどう変えるのかをテーマに、目的に沿った機器の設定や使用方法を明らかにしていきます。

  • 14

    医療科学部

    理学療法学科

    [写真] 07
    高齢化が進行するタイ東北部の家族介護の実態について

    渡辺 長 講師

    多くの東南アジア諸国の「高齢者ケア」の状態は未だブラックボックスの中にあります。しかしタイをはじめとするアジア新興国では著しい経済発展の裏側で、日本を上回るスピードで高齢化が進行しています。高齢者ケアを支える社会保障制度が未整備のなか、この問題に日本が貢献できる可能性について国境を越えたチームで探っています。

  • 15

    医療科学部

    作業療法学科

    [写真] 08
    生体情報測定技術を活用した意思伝達装置の研究

    舩山 朋子 准教授

    体を動かしてスイッチを操作することが難しい重度運動機能障がい者の方が使用する意思伝達装置を研究しています。血流や脈拍等の生体情報を測定し「はい/いいえ」を確認します。理工学をはじめ、さまざまな専門職の方とともにAIやIoTも取り入れ、近年は一般化に向けた取り組みを始めました。

  • 16

    医療科学部

    柔道整復学科

    パフォーマンスを高めるためのストレッチングとは?

    吉田 真琴 特任助教

    ストレッチングはスポーツ選手だけでなくさまざまなところで活用されていますが、一部のストレッチングは運動直前に行うとパフォーマンスを低下させる可能性が指摘されています。ストレッチングの研究を通して筋生理学的な理解を深め、スポーツ選手のパフォーマンス向上につなげていく研究です。

  • 17

    医療科学部

    柔道整復学科

    [写真] 09
    ストレス、痛みに対する運動の脳科学的研究

    冨田 圭佑 助教

    脳はストレスや痛みに応答してさまざまな反応を引き起こします。運動にはストレスや痛みの緩和効果がありますが、ストレスや痛みによる脳の反応を運動がどのように修飾するかは解明されていません。運動がケガによるストレスや痛みに対して与える影響を脳科学的に検証し、柔道整復術の科学的根拠を構築するための研究を行っています。

  • 18

    教育人間科学部

    こども学科

    明治時代につくられた唱歌が、「音楽の都」で大きな注目

    学科長 大海 由佳 教授

    明治初期の「唱歌」について研究 を進めています。この研究を踏まえて、2019年10月8日オーストリア( ウィーン)にて日本大使館の「日本・オーストリア国交樹立150周年記念事業のコンサート」で〈日本の作曲家作品〉と〈日本の唱歌〉を演奏しました。コンサートを聴きにいらしたオーストリアの方々からは、大変興味深い日本音楽への感想をうかがうことができました。

  • 19

    教育人間科学部

    こども学科 小学校・幼稚園教諭コース

    [写真] 10
    学校教育と法、教育裁判に関する研究

    山田 知代 講師

    学校教育のあり方や教員の言動等に対し、法的視点からの異議申し立てが増加傾向にあります。教育紛争・教育裁判の事例から、学校・教員、保護者、地域住民の関係について、「法」というプリズムを通した分析を行っています。

  • 20

    教育人間科学部

    こども学科 幼稚園教諭・保育士コース

    [写真] 11
    舞踊美学に基づいたダンス創作・ダンス実践、子どもの運動遊び開発

    望月 崇博 講師

    ダンスの舞台創作やダンサーとして舞台に立つことを通して舞踊の美的なるものを検証し、ダンス教育に生かす研究をしています。そのなかには学生自身が躍る機会も含まれています。またダンスは本来「遊び」に由来するため、ダンス創作をヒントに子どもの「運動遊び」を開発、提供できる教育・保育者を育てています。

千住キャンパス #21#39

  • 21

    生命環境学部

    自然環境学科

    [写真] 13
    寄生植物や閉鎖花形成植物等の風変わりな植物の自然史

    岩瀬 剛二 教授

    野生植物の生き様(自然史)を明らかにする研究を行っています。他の植物から養分を奪って生きる寄生植物であるスナヅル、咲かない花(閉鎖花)をつけるセンボンヤリ等を対象に、LEDランプ照射下での栽培によって、それぞれの特性発現現象の解析を行い、自然界の不思議の解明をめざしています。

  • 22

    生命環境学部

    生命科学科
    生命・健康コース

    [写真] 14
    医薬品、化粧品の経皮吸収性の改善研究

    佐野 友彦 教授

    皮膚は体に細菌や化学物質が入らないよう物質の移動を制限するバリアの働きをしています。このバリア機能は生命を維持するうえでも美容面でも大変重要です。一方、皮膚から薬・化粧品の有効成分を体内に送り届ける方法には経口投与にはない特性があります。盾と矛の関係にある皮膚のバリア機能と経皮吸収性の向上を両立させる研究をしています。

  • 23

    生命環境学部

    生命科学科
    臨床工学コース

    [写真] 15
    LEDを用いた体外循環装置での血液凝固の兆候検出方法の開発

    内田 恭敬 教授

    透析中の患者の血液は異物との接触で凝固が発生し透析効率の低下を招きます。現状では圧力センサによる測定で血液凝固の兆候を検出しています。現在、主として、高性能な検出装置としてレーザーを用いた方法が研究されていますが、小型で安価な装置実現のために、光源をLEDに変えるための研究をしています。

  • 24

    医療科学部

    東京理学療法学科

    目に見えない動作の"質"を目に見えるかたちで評価する

    小山 優美子 助教

    「この動きは効率が悪そう」「この運動は足腰への負担が強い」など、私たちは動作の質を感覚的に評価しています。それを数値として客観的に表すにはどうするかをテーマにしています。持ち運びできる小型センサでの評価法についても研究し、より多くの場面でさまざまな人に使ってもらえることをめざしています。

  • 25

    医療科学部

    東京理学療法学科

    [写真] 16
    内部障がいに対する運動療法の効果とその生体制御に関する研究

    廣瀬 昇 准教授

    リハビリテーションの臨床現場では、「科学的根拠に基づく医療」が求められています。そのため、現在、有酸素運動時に起こる呼吸循環応答や末梢骨格筋活動を網羅的に研究中。このような研究を通じて、内部障がいリハビリが抱える臨床課題を解決できるように取り組んでいます。

  • 26

    医療科学部

    医療福祉学科

    キリスト教の伝道史から見る弱者のしなやかさと強さ

    一色 哲 教授

    多くの宗教は魂の救済だけでなく、社会事業や教育を通じた身体的な救済も行っています。日本本土や沖縄・奄美のキリスト教伝道の歴史からは、キリスト教徒たちが貧困や災害、戦争などによる困難な状況に直面した際に、信者ではない人々と協力して個人や社会の救済と改善に取り組んできた実態がわかります。

  • 27

    医療科学部

    医療福祉学科

    [写真] 17
    人的相互見守りとITの組み合わせによる地域セーフティーネット構築

    山田 健司 教授

    地域住民が生活する場所(日常生活圏)での地域セーフティーネットを「人的ブロックチェーン」と「ITネット」の2つの基盤によって構築する研究です。急進する人口減少と高齢化により、大変容過程にある地域が、住民間の相互認知を限界まで保ちながら、郡部・都市部を問わず、近未来にソフトランディングする方法です。

  • 28

    医療科学部

    看護学科

    [写真] 18
    慢性疾患療養者への地域生活支援で求められる
    高度実践看護師のコンピテンシー

    大釜 信政 准教授

    日本では、緊迫した社会構造に対応すべく、地域包括ケアシステムの具現化に向けて、在宅や高齢者施設内での切れ目ないサービス提供のためのマンパワー開発が必要になっています。そこで地域医療の実際を担う医師や看護師に社会調査を実施し、一定の範囲内でキュアも実践できる高度実践看護師のコンピテンシーについて検討しています。

  • 29

    医療科学部

    東京柔道整復学科

    [写真] 19
    言葉かけが心身におよぼす影響
    ~握力、計算負荷を指標として~

    佐藤 勉 助教

    無意識の言葉かけの効果を明らかにする目的として、言葉の言い換えが筋力や集中力、自律神経系(血圧・心拍)におよぼす影響についての実験を行っています。日ごろから学生への声かけを考えることによって、国家試験や実技種目において、さらに良い効果が出ると考えて取り組んでいます。

  • 30

    教育人間科学部

    幼児保育学科

    [写真] 20
    学生を大きく成長させる牧場でのさまざまな体験

    木場 有紀 准教授

    食と密接に関わる畜産物のいのちにふれる「牧場宿泊型体験実習」を実施しています。牛の乳しぼりやブラッシング、バターづくり、羊毛の加工などの体験を通して、幼稚園教諭・保育士をめざす学生たちの「いのち」に対する意識や知識がどのように変化していくのかを調査・研究しています。

  • 31

    教育人間科学部

    幼児保育学科

    [写真] 20
    学生の学びを深める子育て支援の実践方法の模索

    富岡 麻由子 准教授 ほか 学科共同研究

    学生が足立区の子育て支援拠点事業「子育てサロン」にスタッフとして定期的に参加しています。子育てサロンで、歌あそびや親子向けプログラムを専門スタッフの助言を受けながら実践し、活動後には教員との振り返りを行い、子育てに関する親のニーズ理解を深め、実践力を磨いています。

  • 32

    教育人間科学部

    学校教育学科
    小学校コース

    [写真] 21
    子どもが喜ぶ体育授業の方法に関する研究

    赤羽根 直樹 教授

    体育という教科が存在する理由や、子どもが喜ぶ体育の授業の必要性といった根源的な意味を問いつつ、「だれもが楽しめるボール運動の教材はどう作るか」「子どもの体力をどう高めるか」「子どもが評価する先生の言動のあり方」など、体育指導者の課題を取り上げ実証的に研究しています。

  • 33

    教育人間科学部

    学校教育学科

    ブラックホールの撮影技術で星の最後と誕生を研究中

    倉山 智春 准教授

    VLBI( 超長基線電波干渉法)とは、数百〜数千キロ離れた複数の電波望遠鏡で同じ天体を同時に観測し、小さなものまで見えるようにする技術。2019 年にはVLBI で世界初の「ブラックホールの写真」が撮影されました。この技術を使い、星がどのように最後を迎え、次の世代の星がどのようにして生まれるのかを研究しています。

  • 34

    教育人間科学部

    学校教育学科
    中高理科コース

    [写真] 22
    雨粒の落下運動を再現するモデル教材の開発

    学科長 小池 守 教授

    高校の「物理基礎」の教科書では、雨粒が頭や傘に当たっても穴が開かない原因を空気抵抗と説明しています。しかし確かめたことのない生徒には疑問が残ります。そこで雨粒が落下する様子を再現するモデル教材を開発。研究の結果、三枚羽根の回転羽根が適することを見出し、開発教材を用いて授業を行い教材としての有用性を検証しました。

  • 35

    教育人間科学部

    学校教育学科
    中高保健体育コース

    [写真] 23
    知的障がい児・者の体力向上および介護予防

    岩沼 聡一朗 講師

    知的障がい者は中高齢になると、一般の人たちに比べて10~20年程度早く介護が必要になります。その主要因のひとつとして、運動器の構造や機能の低下が挙げられます。そこで知的障がい児・者の体力の低下や、肥満、骨格筋の萎縮、骨密度の低下などの実態調査をしています。またそれらの問題に対して、スポーツを通した解決をめざしています。

  • 36

    教育人間科学部

    学校教育学科
    国際英語コース

    [写真] 24
    「英語表現」教科書分析:新学習指導要領の解釈と具現化

    塩川 春彦 教授

    第二言語習得においてインプットの質と量は重要です。2013年施行の高等学校の学習指導要領における新科目「英語表現」に焦点を当て、指導要領で示されたことが教科書にどのように具現化されたかを分析。さらに各教科書の特色と採択率の相関を統計解析し、英語教師の意識や信念を探りました。

  • 37

    総合教育センター

    [写真] 25
    刺激に対する分子の応答を増幅して材料全体の変化を導く

    石田 良仁 講師

    自然が動的で活気に満ちているのは、分子が環境の変化に応答してその状態を変化させることに由来しています。私は分子のわずかな変化を増幅させ、さらに大きな変化を導く研究を行っています。最近では巨大分子のごく一部の変化から、分子全体の分解を誘導する方法を発見しました。これをリサイクル性の高い材料に利用できると考え、現在、研究を展開しています。

  • 38

    教職センター

    [写真] 26
    文字を手書きすることの意義を探る

    鈴木 貴史 准教授

    小学校の教育現場にタブレットや電子黒板が普及しても、筆記具を用いて文字を手書きすることが失われることはありません。文字を手書きすることで文字言語文化に親しむことを通して、読書・作文・漢字・書写などの言語能力を育む効果的な教育のあり方を検討しています。

  • 39

    医学教育センター

    [写真] 27
    生活習慣病、特に痛風に関する分子生物学的研究

    髙田 雄三 教授

    生活習慣病のひとつである痛風や高尿酸血症は年々増加傾向にあり、その原因としてはプリン体の過剰摂取や飲酒量の増加など、食生活という環境因子によるところが大きいと言われています。この痛風や高尿酸血症の病態解析を目的とし、分子生体機能学的観点から研究を行っています。