コンディショニングサポート
トレーナーや管理栄養士をはじめ、各種専門家との連携を通して、専門的かつ科学的な支援体制を整備。
競技力向上をめざし、選手一人ひとりを多方面からサポートしています。
フィジカルトレーニング
一人ひとりが強化に向けた問題や課題を整理・把握し、優先順位を決めたうえで、改善の努力を継続できるトレーニングを実施しています。
それぞれの柔道スタイルに応じて全体的な筋力強化を図ります
フィジカル面では全部員共通で総合的な筋力強化を図っています。なかでも筋力の機能から上半身の押す力と引く力、下半身の力に分類して、部員それぞれの課題や柔道スタイルに応じて優先順位を決めて取り組んでいます。階級制であるため、除脂肪体重に応じた筋力の増量も考慮します。トレーニング中は選手の好きな音楽を流して集中を図り、インターバルはリラックスするなど、緩急の切り替えを大切にしています。
フィジカルトレーナー
小野 祐希
健康・栄養管理
寮の食堂では、管理栄養士と調理師が毎日の食事を通して選手の健康を管理します。食生活の改善をはじめ、試合直前の増減量など選手一人ひとりに対する指導も行います。
一人ひとりの目標を実現する減量サポートに取り組んでいます
どう戦いたいか、どんな結果を手にしたいのか、選手一人ひとりの目的に合わせて対応しています。食事の個別対応で最も力を入れているのは減量サポートです。何キロ減ったかなどの数字にとらわれず、減量中も必要な栄養をしっかり摂るという意識が選手に根づいてきました。調理スタッフも選手のために団結しています。
メンタルトレーニング
スポーツ心理学などの科学的な根拠・知見を踏まえて心を鍛えるトレーニング。競技力向上を多面的な視点からとらえてサポートを行います。
自発的な気づきを促し、自分自身と向き合う
メンタルトレーニングを行うと、試合で過度に緊張・萎縮することなく、自分の実力を十分に発揮できる可能性が高くなります。大切なのは、普段の練習の質を高める「気づき」を得ること。講義や練習後のフィード0バックといった集団指導に加えて、試合前や随時の相談など個別の心理サポートも行い、自分自身と向き合う機会を設けています。
メンタルコーチ
(スポーツメンタルトレーニング指導士)
藤本 太陽
リハビリテーション
柔道の競技力向上とケガ予防のトレーニング、コンディショニングをサポートするとともに、復帰をめざす選手のリハビリテーションに力を入れています。選手一人では取り組んでいないトレーニングを重視し、学生ATがチームを組み、選手とのコミュニケーションを図っています。また柔道整復師の臨床実習施設として併設する2つの接骨院では、柔道部員のケガの治療や復帰をサポートしています。

帝京千住接骨院

帝京科学大学千住大橋接骨院
AT(アスレティック・トレーナー)
バランスのとれたトレーニングプログラムにより試合でのパフォーマンス力を高めています
柔道には筋力のほかバランスや柔軟性、反応も必要です。定期的なフィジカルテストにより各自の長所、短所を評価して選手にフィードバックし、バランスのとれたトレーニングプログラムにより試合でのパフォーマンス発揮につなげます。ケガからの試合復帰のためのアスレティックリハビリテーションも実施しています。
医療科学部
東京柔道整復学科 教授AT指導
有賀 雅史