学校長挨拶

本校のホームページにアクセスしていただき、厚く御礼申し上げます。本校は、『努力をすべての基(もとい)とし、偏見を排し、幅広い知識を身につけ、国際的視野に立って判断のできる人材を育成すること』を目的とし、1980年(昭和55年)に開校されました少数精鋭中高一貫教育の学校です。

建学の精神に『努力をすべての基とし 偏見を排し 幅広い知識を身につけ 国際的視野に立って判断ができ 実学を通して創造力および人間味豊かな専門性ある人材の養成を目的とする』とあるとおり、帝京冨士中学・高等学校は、創立者冲永莊兵衞先生の『努力は実力を生み 実力は自信を養い 自信は興味を倍加する』というお言葉に導かれて四十年間取り組んで参りました。

しかし、少子化の影響も大きく本校の生徒数もこの十数年減少を続け、2020年度末を以て閉校とすることとなりました。閉校まで限られた時間となりましたが、在校生一人一人が持つ将来への夢を最大限支えていきたいと存じます。

本校では「学力は自分の未来を切り開いていく大きな武器」であると考えております。生徒達一人一人が自分の夢と希望をその手でつかむための取り組みを全力でバックアップすることこそ、本校に課せられた大きな使命だと認識しております。

2019年4月からは帝京第五高等学校普通科に特進冨士コースが開設され、本校の理念を受け継ぐ新たなスタートとなりました。今まで以上に本コースの教育理念をご理解いただき、ご支援いただきますようお願いいたします。

帝京冨士中学校校長
帝京冨士高等学校校長 松満 幹生