帝京科学大学バイオテクノロジー研究センター Teikyo University of Science & Technology Bio Technology Research Center
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長谷川教授の講義

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栄養器官の生理学 (従来名:生理化学1)

肝臓,膵臓,腎臓,肺,胸腺,甲状腺,これらの臓器は発生の初期に消化管壁が陥入してできる。健康な恒常性を維持する生化学過程の舞台となる動物のこれらの臓器の概略と,そこで生起する生化学過程を,消化管を軸に,血液・血管系や皮膚までを視野に入れて紹介する。生理化学の序論である。
ヒトの体,とりわけ自分自身の体は,自分で観察できるもっとも身近な観察教材である。本講義では,身近なヒトの臓器を例にとって,我々の日常生活とのつながりと,生化学的な体内イベントを関連づけて描写し,生化学過程がより現実的な理解となることを期する。

講義のレジメを見る(18.49MB)

代謝生理・生化学 (従来名:生理化学2)

生物の多くの事象は目で見ることができるために,その素過程が化学反応であることを実感としてとらえにくい。生化学を基礎に,生理学を修得するには,代謝経路と酵素反応連鎖,細胞内区画,および組織間と器官相互の相関といった,化学の枠を超えた概念になじむ必要がある。生理化学序論としての「栄養器官の生理学」であつかった身体各器官の働きと関連づけながら,本講義を生理化学の中級編と位置づけて,化学を超えた化学過程=代謝を中心に扱う。とりわけ,将来の栄養・栄養管理を念頭に,生体成分,薬剤,栄養素の吸収・移動・排出には特に力点を置く。

生体内化学伝達生理学 (従来名:生理化学3)

栄養代謝が人体の物質代謝の縦糸とすれば,様々な液性伝達物質(ホルモン,神経伝達物質など)による制御は物質代謝の横糸に当たる。動物に代表される多細胞生物の細胞は自分の位置と役割に即して協調的に生を営む。多細胞生物の細胞相互の情報のやりとり(分泌,受容)とその応答は,代謝系の変化と遺伝子発現の調節を軸とするするバイサイエンスの基本である。本講義は動物生理学の柱の一つであった従来の「内分泌学」の内容の多くをカバーしつつ,細胞機能になどに関する,生化学的、分子生物学的過程を整理する。

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