学校長挨拶
本校は、帝京グループ校の創始者である冲永荘兵衛先生によって昭和38年に創立され、今年で創立63周年を迎えた歴史と伝統を誇る学校です。
建学の精神「力むれば必ず達す」は、「努力は実力を生み、実力は自信を養い、自信は興味を倍加する」、また、校訓の「健康・礼儀・敬愛・努力・誠実」を教育の柱として、これまで社会に貢献できる多くの優秀な人材を輩出してまいりました。
2025年4月に新設された通信制課程は、全日制課程(総合学科トライコース)に転籍できる愛媛県初のシステムを取り入れることにより、多様な教育の実現とさまざまな希望やニーズに応えられる指導体制の構築を図り、常に生徒に寄り添った「面倒見の良さ」を指導の中心といたします。
普通科、看護科、総合学科、総合学科トライコース、そして通信制課程普通科と各コース特色あるカリキュラムにより、確かな学力を身に付け、自立心と向上心を育む教育を行い、国公私立大学を含め、生徒の希望に沿った幅広い進路実現へ導きます。そして、帝京グループ校の一員である本校は、帝京科学大学をはじめ、大学・短期大学・専門学校など、真の一貫教育を通して、個性に応じた輝かしい未来への道案内をしてまいります。
運動部の活動がとても盛んなことも本校の特色のひとつであり、サッカー部は選手権大会及び高校総体出場、野球部は春夏甲子園出場、剣道部は全国大会優勝2回、女子バレーボール部は県内大会で入賞を果たしており、2025年度には男子バスケットボール部を新設いたしました。
ICT化の急激な進展に伴い、ロールモデルがない新時代に向けて、「自主性・多様性・協調性」を身に付けさせ、社会全体の変化に適切かつ柔軟に対応できる生徒の育成を心がけ、今まで培われてきた伝統的な教育を柱とします。同時に新しい教育を積極的に取り入れ、「地域に必要とされる学校」をめざし、地域貢献活動を推奨し、生徒が成長できる学校づくりを教育の目標とします。

校長 小林実