いま力を入れているのは、模擬授業を通して実際の授業の感覚を養うこと。先生のアドバイスはもちろん、友人の授業から得る学びも多いです。特に子どもたちに教えるには、一つひとつ小さな目標を立て、確実に目的に向かって進む「スモールステップ」が重要と気づきました。教員の言葉や態度によって学級のあり方も大きく変わります。常に子どもの立場になって、話し方や目線の配り方、興味が湧く教材作りなどを意識するようになりました。教員の言動ひとつで子どもたちの未来が左右される。その責任を自覚したことが、TEIKAで得た最も大切な学びです。

地元・山梨の小学校教員をめざすにあたり、自然や動物、科学という、ほかにはない学びに魅力を感じてTEIKAを選びました。いまの子どもたちはあまり運動をせず、身体を使った遊びができない傾向があります。「体育」科目ではそのことを意識した本来の子どもらしい遊びや授業の楽しさを追求し、小学校の授業に対する私の認識もがらりと変わりました。授業が楽しいかどうかを左右するのは教員のアプローチ次第。自然や動物に関するTEIKAでの学びも活かし、体育に限らず子どもたちがワクワクする授業づくりができるように学んでいきます。