地域連携

学生がデザインしたイラストが採用されました

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 本学の学生がデザインしたイラストが期間限定販売のビールのパッケージの一部に採用されました。


 今回の企画は、長野県でオオルリシジミの保全活動を実施している学校教育学科の江田慧子講師と長野県が推進する県の環境保全に対する取組みをサッポロビール株式会社が応援するために実施されました。


 ビール缶は、12月6日から長野県内のスーパー、コンビニなどで5000箱限定でサッポロ生ビール黒ラベル「信州環境保全応援缶」として販売されています。


 販売されたデザイン缶1本につき1円が長野県内の環境保全活動に寄付されます。
デザインには、長野県の地図と「信州」の文字を背景に「ライチョウ」「アツモリソウ」など信州ゆかりの希少動植物をはじめ、長野県のキャラクター「アルクマ」も描かれ、掲載されたイラストのうち、「オオルリシジミ」のデザインを本学の学生が行いました。

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学生がデザインした蝶々が
プリントされたビール※1
ビール6缶ケース※1

※1:サッポロビール株式会社様のウェブページから出典
http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000021472/index.html

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ビールのPOP看板 ビール販売の様子


デザインを担当した学生、教員からメッセージを頂戴しました

アニマルサイエンス学科丸山秋穂さんからコメント

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 江田先生の授業でオオルリシジミを紹介された際には、蝶々について知る機会がなく、絶滅危惧種として取り上げられるのは大きい動物がほとんどでした。今回、江田先生の授業を聞いて、絶滅危惧種として蝶々に視点を当てられていることにめずらしいと思い、江田先生の研究に興味を惹かれました。
 江田先生から今回のイラストの企画をいただいた際には、もしかすると載るかもしれないということだったので、描いたイラストがビールのパッケージとして採用されるとは思わず、びっくりしました。うれしいです。



学校教育学科江田慧子先生からのコメント

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オオルリシジミは、日本で長野と九州しか生息していないほど、とても貴重なもので、環境省のデータブックによると、一番ランクが高い絶滅危惧Ⅰ類に該当します。
ライチョウやアツモリソウ、ぽんすけ(シナイモツゴ)など今回、掲載されたイラストは、長野の中でも自然保護が盛んな種類で、それぞれの種類の保護活動をする人たちがいます。
そういう人たちの励みになればと思い、掲載するイラストについてオオルリシジミを含めて長野県が選んでくれました。
これを機に帝京科学大学の学生さんも一緒に保全活動を行ったり、長野県の行ってみたり、そういう活動が進めばと思います。来年、ぜひ行ってみましょう。



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