コースの紹介
幼稚園教諭・保育士コース
子どもの感性と好奇心、自己肯定感や生きる力を育む
子どもの教育・保育について学び、幼稚園教諭・保育士の免許・資格取得をめざすコースですが、学びの内容はそれだけではありません。子どもの創造性を育てるための知識と技術の修得にも力を入れています。さらに、社会人として必要な「幅広い教養」も身に付けます。
Pick up 1
保育の計画と評価
保育所、幼稚園、認定こども園のそれぞれの法的な制度や園の仕組みについて、また、保育の目標・目的を達成するために作成する計画に関する基本の考え方を理解する授業です。指導計画案の立て方について学び、模擬保育を行い、計画と実践、評価の流れについて学びます。
Pick up 2
子どもの食と栄養
小児期の栄養と食生活について、栄養素の種類とその働き、日本人の栄養摂取量、健康的な食事のバランスなど幅広い学びを通して理解する授業。保育の専門家として子どもの「食」を支援する力を養成します。献立作成の考え方や手法といった基礎調理理論も具体的に学びます。
Pick up 3
子どもと音楽表現ⅠA(幼保コース)
保育や教育の現場の指導で必要になる音楽基礎知識や音楽表現技術を学びます。授業内容は、ピアノレッスン、子どもの歌伴奏法、音楽基礎理論、合唱、器楽演奏、手遊び指遊び歌です。ピアノレッスンでは習熟度に合わせた個人レッスンを行っています。
教員の声
前嶋 深雪 教授
教育・保育の専門的な学びを通して子どもの育ちを支えられる保育者に
生まれてから就学前までの子どもの身体能力の発達はめざましく、情緒の発達もまわりの友だちや大人とふれあったり、遊んだりするなかでどんどん成長していきます。保育教諭はダイナミックな発達過程のなかにいる子どもの成長を支えるために、子どもの発達に関する理論や児童福祉、子育て支援や親支援、保育所指針や教育要領などの専門的な知識が必要になります。また、子どもと楽しく遊べる技術も大切で、子どもが「楽しい!」と感じる「遊びの技」も演習を通して体験しながら身に付けていきます。そして、協力し合う力やチームワークの力、寄り添い共感する力など、教育・保育の現場で必要な社会的スキルも、授業のなかで考え合いながら学び合います。こども学科には、新しい知識との出会い、新しい思考との出会いがたくさんあります。子どもの教育・保育に関する専門性を高めながら、4年間の学びを楽しんでください。