コースの紹介
中高理科コース
サイエンスの面白さを伝える理科教員を養成
情報や技術の重要性が高まる現代社会。未来を担う子どもたちに、理科の面白さを伝え、科学的に物事を考えられる教員が教育現場で求められています。本コースの特長は、天文学、生物学、物理学など、専門性を持った教員が揃っていること。サイエンスに関する興味・関心に応え、学生の視野を広げます。
Point 1
生徒に対する理解力と専門性を兼ね備えた理科教員に
理科に関する豊富な知識を身に付けながら、さまざまな個性を持った生徒を理解する力や、教員としての人間性を養います。理科教育と人間教育の両面で、生徒の疑問に的確に対応できる教員を養成します。
Point 2
専任教員による少人数教育で中高理科の学び直しをサポート
本コースには、天文学、生物学、物理学など、中高理科に関わる専任教員が在籍しています。学生一人ひとりの習熟度レベルに応じて、中高理科の学び直しをサポート。定員20名の少人数教育できめ細かな指導を実現しています。
Point 3
教員採用試験の模擬試験を実施
1年次から、教員採用試験の模擬試験を1~2カ月に1回実施しています。理科の実力を付けることはもちろんのこと、早い段階から試験を行うことで、試験に慣れてもらうことも目的としています。
授業紹介
物理学実験
仮説を立て、論理的思考で検証する方法を学ぶ
物理の実験を通して基本的な物理現象を理解し、実験機器の取り扱い方を修得します。グループで行う実験は、長さの測定と統計、直線運動の速度・加速度、ばねと振り子の振動、電流とコンデンサなど幅広いテーマを用意しています。実験にあたり仮説を立てるとともに、論理的な思考に基づいて仮説を検証する方法を学びます。
基礎理科実験
物理や化学のいくつかの実験を行い実験の基礎を学びます
本格的な実験を学ぶ「物理学実験」「化学実験」「生物学実験」「地学実験」の前にいくつかの実験テーマを行うことで、実験を行ううえで必要になる基本的な機器の操作、薬品の取り扱い方、実験レポートの作成方法などを学びます。変圧器などの身の回りの機器や、地震計といった物理・化学以外の分野のテーマも取り入れ、実験の基礎を学びながらも、ほかのことが学べるように工夫をしています。