生命科学科

コースの紹介

臨床工学コース 千住キャンパス

高度化する医療の現場で通用する人材を育てる

工学系と医学系、2つの知識と技術を兼ね備え、医療の最前線で活躍する「臨床工学技士」。本コースでは、臨床工学技士国家試験に向けたカリキュラムを整備しています。さらに、高度化する医療現場に対応するための、幅広い専門知識と教養を身に付けた人材の養成をめざしています。

Point 1

交通アクセスが充実した千住キャンパスで4年間学び、国家試験受験へ

2022年4月、厚生労働大臣指定科目を修めて卒業することで、臨床工学技士受験資格が得られる承認校になりました。交通アクセスが至便な千住キャンパスで4年間学業に集中でき、今後は医学教育センターとの連携などが予定されてサポート体制も充実します。

Point 2

チーム医療の最前線で専門性を発揮できる臨床工学技士に

高度化が進む医療の現場において、重要な役割を担う臨床工学技士。医療機器を正確に取扱い、メンテナンスするための能力に加えて、医師をはじめとする他職種と連携してチーム医療を推進する能力が求められます。本コースでは、チーム医療のなかで専門性を発揮するための、幅広い知識と技術を学びます。

Point 3

1学年定員20名の少人数教育。患者さんに信頼される人間性も培う環境

患者さんの「いのちをお預かりする」臨床工学技士として、少人数制ならではの環境でコミュニケーション能力を養いながら学生の学力に応じた教育指導を行います。そのような教育指導もあり、2022年度臨床工学技士国家試験合格率は100%という結果につながっています。

理念

チーム医療の一員として活躍する臨床工学技士を目指します。

病室をはじめ、手術室やICU(集中治療室)などで活躍する臨床工学技士。高度化した医療機器を扱えるだけではなく、医師や看護師など医療スタッフたちと協力しながらチーム医療を行う能力が求められます。

学びの特色

1年次は自然科学、コンピューター、エレクトロニクスなどの基礎を学び、2年次・3年次で臨床工学技士に欠かせない工学系と医学系の専門基礎科目を学びます。そして4年次では、臨床実習と医用治療機器学や生体機能代行技術学などの専門科目を学び、臨床工学技士の受験資格を取得します。
また、本コースでは在学中に下記の資格が取得できるようサポートしています。

【第2種ME実力者検定試験】
 国家試験受験の準備として「公益社団法人 日本生体医工学会」認定資格である第2種ME実力者検定試験を在学中に取得することを目指します。履修科目である臨床工学セミナーに加え春季、夏季休暇中も対面、オンラインにて対策講義を行いサポートしています。

【医療情報技師】
 医療情報技師とは日本医療情報学会が資格付与する資格です。病院内における電子カルテを管理、運用するために臨床工学技士に対する期待や役割は大きくなっています。国家資格とともに生涯活用できる資格として取得に関わる医療情報系科目の充実は本コースの特長となっています。

【心電図検定】
 不整脈学会認定の本資格は現場で働く医療従事者もチャレンジしています。レベルによって分類されていますが初級者向けの4級は医療系の学生にも人気があり、本コースで学ぶ知識にて取得可能です。

学生納付金

臨床工学コースは「生命環境学部」に開設しているため、医療系国家資格を目指す他学科と比べ学生納付金を低く設定しています。



(単位:円)

学年区分入学金授業料実験実習費施設設備費冷暖房費学生傷害保険料合計
1年次 前期 260,000 430,000 90,000 120,000 0 5,370 905,370
後期 0 430,000 90,000 120,000 0 0 640,000
年額 260,000 860,000 180,000 240,000 0 5,370 1,545,370
2~4年次 前期 入学時のみ 430,000 90,000 120,000 0 入学時のみ 640,000
後期 430,000 90,000 120,000 0 640,000
年額 860,000 180,000 240,000 0 1,280,000


卒業後の進路

病院、福祉施設、医療機器製造・販売関連など


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