地域連携

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5月11日上野原市内小学校の多摩動物公園の遠足支援を実施しました。

2017/05/26

2005年度より取り組んでいる2年生を対象とした校外学習の支援実践です。「動物園に遠足に行っても、事前の準備に十分な時間を割けないので、物見遊山的に終わってしまいがち」との小学校の先生たちのお声を受け、「それならば」と当方より企画を持ち掛けて始まりました。

請け負うのは主にアニマルサイエンス学科の学生です。動物介在教育研究部に所属する2年生が企画を担うことが伝統になっています。有意義な遠足になるよう、学生たちは入念に下見をして、「遠足のしおり」を作成しました。
遠足当日は、好天で遠足日和となりました。支援に参加した学生は、アニマルサイエンス学科学生を主として40名です。子どもたちは4~5人一班の小班編成としました。全部で15班です。各班に引率の学生が付き、指定されたエリアを自由に巡ります。ところどころにスポットガイド役の学生が待機しています。学生との交流もはずみ、とても楽しい遠足となったようです。以下は、学生の感想です。
 
A君(班付き)「子供達は楽しみにしてたみたいで前日に遠足のしおりの表紙に色を塗ったり、クイズを解いていたりした。」
B君(班付き)「自分が好きな動物のことや楽しみにしてたことを子供達から積極的に話してくれた。」
C君(連絡係)「子供達と園内を回っていないトランシーバー係の私や他のトランシーバー係に「一緒に回ろう」と声をかけてくれる優しい子が多かった。」
D君(スポットガイド)「今回は学生にスポットガイドとしてポイントで動物の話やクイズをしてもらったがとても人気だったようで「もっとクイズをしてほしい」という声が多かった。」
 
来年度はこども学科の学生にも参加してもらうことを考えています。遠足は小学校定番の行事です。この実践の中で学べることは多いはずです。
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