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6月10日初等教育実践演習「足立区立小学校で生活科の授業支援実践です!!」

2017/06/12

4月に入学して、2ヵ月が経過しました。こども学科の1年生は、ここのところ毎週のように小学校の教育現場で授業参観を繰り返しています。今日は、足立区立小学校で生活科の授業支援実践(ふれあい動物教室)です。動物介在教育研究部の先輩達を見習いながらの活動です。先輩たちは年間50回を超える実践で鍛えられています。実践で培った先輩たちの技能は、こども学科1年生学生のとてもよい見本です。この先輩達とブース担当や、保護者対応を担当してもらいました。ただ、今日の班付き(子どもたちの引率係)は、こども学科の1年生だけで担当してもらいます。まだ入学して2ヵ月ですが、子どもの相手は、こども文化教育演習や動物・ロボット介在教育演習で、経験済みです。十分やれるはずです。

8時、小学校に到着、現地集合の学生と合流します。早速、手分けして体育館に動物とブース設営のための物品を搬入します。そして、手分けしてブース設営です。10分足らずで終了しました。まだ開始まで時間の余裕があるので、ブースごとに丁寧に事前の打ち合わせをします。1年生は、ブース担当の先輩より、「子どもの分け方や並ばせ方」、「支援してほしい内容」等、細かく指示を受けます。この実践がスムーズにいく・いかないは、班付き学生がいかに上手に子ども達をコントロールできるか、にかかっています。みんな真剣に先輩の説明を聴きます。
ふれあい動物教室の開始時間になりました。子ども達がお行儀よく、体育館にやってきます。1学年全体を6班に分けます。班付きの学生は班ごとに分かれてステージ前に並び立ち子どもを誘導します。班ごとに引率の学生が紹介されます。

一通りの全体説明と、学生の紹介が終わり、いよいよブースごとに生活科授業支援が始まりです。子ども達は真剣に、集中を切らすことなく、学生の説明に聴き入っています。中休みをはさみ、2校時目が始まりました。ブース担当の1年生が子ども達に説明します。適宜、先輩の適切なフォローを受けながら、見習った通りに子ども達に説明を繰り返していきます。見る間に上達していくのが分かります。

そして、ご参観をお願いしたこども学科の山田先生から以下の感想をいただきました。
「本日のような実践を1年生から重ねれば、必ずや実践力と度胸がつくだろうなと実感しました。子どもを目の前にすれば動かざるを得ませんし、経験を通じて、各々達成感や「次回はこうしよう!」という動機付けを得ている様子がうかがえました。

そして頼もしいAAEの先輩達に、存分に刺激を受けてもらいたいと思いました。」
今日も充実した活動になりました。小学生を対象とした実践はまだ始まったばかりです。これからも上野原の大自然の中での環境教育支援など、色々な学修機会が待っています。
 
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