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医療福祉学科で「千住カレッジ番外編」が開催されました

2018/03/19

医療福祉学科では、平成30年3月9日(金)、「千住カレッジ番外編」を千住キャンパスにて開催しました。

医療福祉学科では、少子高齢化が急激に進展する日本において、社会問題となっている高齢者の孤立や多様化する住民の生活問題に柔軟かつ独創的に対応する基礎力を養成することを学修目的の一つとしています。通年授業の「健康福祉科学セミナーⅠ」では、学生が足立区の千住区域を中心とした活動拠点に出向き、サロン活動などを通じて地域の方々との交流を行うことにより、住民の生活問題・課題について体験的に学修しています。

今回のイベントは、「健康福祉科学セミナーⅠ」を受講した学生のうち、「千住カレッジ」を担当していた学生が、授業修了後も、地域の住民との交流を通じて良好な関係を継続していきたいと集まった有志の学生たちにより、自主的に企画されました。

今回のイベント開催にあたり、地域包括支援センター千住西を通じて参加者の募集を募ったところ、"学生さんとの交流が楽しい"という口コミもあり、当日は、天候が芳しくない中、24名の方にご参加いただきました。

料理のテーマは、「栗ぜんざい」と「五平餅」でした。参加者と学生がそれぞれ4班に分かれ、一緒になって調理をしました。腕には覚えのある参加者ですので、レシピは用意していません。各班異なった、いい塩梅のぜんざいと、隠し味を加えた味噌だれの五平餅を作り、家政実習室からは何とも香ばしい良い香りが漂っておりました。

調理後は、「栗ぜんざい」と「五平餅」を食べながら、学生や地域の方同士での歓談の時間を楽しみました。時間が過ぎるのはあっという間で、参加者の笑い声が絶えないアットホームな雰囲気のイベントとなりました。
参加者の方からは、「千住カレッジ番外編で知り合いになった方と、スーパーで偶然会って、挨拶をしたわ。」とお話を頂きました。本イベントは、実体験を通した学生の学修のみならず、参加された地域の方同士のつながりを作る機会にもなっています。

医療福祉学科では、地域団体組織や住民の協力のもと、様々な地域に密着した活動を展開しています。今後も学内の講義や現場実習だけでは学び得ない学修を地域住民の協力を得ながら深めていきたいと考えております。
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