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ツイート国営アルプスあづみの公園でオオルリシジミの観察会に参加しました。
2018/05/30
本学の学校教育学科の江田慧子先生と、幼児保育学科の木場有紀先生、新家智子先生が2018年5月27日に国営アルプスあづみの公園主催のオオルリシジミ観察会に参加、講師をつとめてきました。
当日は長野県内の行政関係者、日本自然保護協会の会員、地元住民の方、企業の方等、総勢50名ほどが参加しました。午前中は江田先生によるオオルリシジミの生態や保全の状況を解説し、その後生息地に移動し、オオルリシジミを観察しました。また、マーキング調査によってマークされていた成虫個体を全員で捜索しました。午後はオオルリシジミの食草であるクララの調査を行い、クララの状態とクララに産卵された卵の数をカウントしました。その結果、前年度行ったクララの移植によって生息地が拡大していることが分かりました。観察会では多くの方々と交流することができ、昨年度に作成したオオルリシジミの環境教育プログラム(プラ板キーホルダー〔木場〕、手袋シアター〔新家〕)を提案することもできました。今後も生態学的な調査を継続していくとともに地元の子どもたちへも貴重なチョウの存在を知ってもらえるように活動したいと考えています。