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こども学科の木村龍平教授が足立区生涯学習センターで講演を行いました

2019/02/13

平成31年2月12日(火)、こども学科の木村龍平教授が足立区生涯学習センターで実施されている教養講座で講演を行いました。今回の講演は、本学の研究・教育活動を地域の方に知ってもらおうと、本学と足立区生涯学習センターが連携して実現したもの。


昨今、介護や医療、福祉分野においてロボットを用いたセラピーや治療効果の事例が多く報告されています。そこで、ロボットセラピーの現状や将来の展望について長年、ソーシャルロボットを活用した小児病院や老人介護施設におけるセラピーについて研究している木村龍平教授を生涯学習センターに出向いて講演を行いました。

講演では、ロボットセラピーの歴史や、セラピー(癒やし)効果の指標、セラピーの要件を満たすのに必要な他者性(アイコンタクトや話を聞こうと体を傾けるなどのコミュニケーション能力、動作の不完全性(何気ない動作))について、解説しました。

また、木村教授が2002年から継続している小児病院や老人介護施設での活動も紹介され、ソーシャルロボットを活用したセラピーを行うことにより、対象者の方の表情が明るくなり、対話が多くなったなどQOL向上に効果があることなど事例を交え紹介しました。

講演終了後には、ロボットセラピーについて関心のある来場者から質疑応答も行われました。
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