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足立区生物園にてワークショップを行いました。

2019/02/25

2月24日に木場有紀先生と江田慧子先生が足立区生物園にて、オオルリシジミのプラ板作りのワークショップを行いました。
生物園はオオルリシジミと同じシジミチョウ科であるツシマウラボシシジミの飼育を行っている繋がりからワークショップをさせていただきました。

はじめにクイズ形式で、オオルリシジミの生態や絶滅に関して楽しく学んでもらいました。その後生物園の職員の方よりツシマウラボシシジミの生息域外保全の取り組みについてご説明いただきました。

最後に標本にすることができないオオルリシジミの自分だけの図鑑とするべく、プラ板を作成しました。
プラ板はオス成虫、メス成虫、裏面と3種類を準備し、子どもたちは雌雄の違いや裏面の特徴などを熱心に観察していました。プラ板には種名を明記しますが、種名だけではなく難しい学名を書く子どもたちも多く見受けられました。できたプラ板を友達に見せたり、比較したりしていました。

このような取り組みは触ることができない希少な生きものを題材したイベントや、生きものに出会えない時期のイベントに有効であると考えられます。
今後もこのワークショップを定期的に開催していきたいと考えています。
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